先ほどの筆算の問題にしてもそうなのだが、注意されたことを繰り返す人間がいる。
他人にされた指導を蔑ろにしていいという人生を送っているのだ。
その時点で賢くなる可能性は限りなく低い。
少なくとも県立相模原だの相模原弥栄だの麻溝台だのに進学する可能性は低い。
大学受験で知名度の高い、合格するのが比較的難しい大学に合格する可能性は低い。
我流で雑な行動を取り続けて合格できるほど、受験は甘くないからだ。
通塾し学習量を増やす。
式は見やすく書く。
ノートやワークに日付と正誤を入れる。
このレベルの簡単な指示さえ守らないで、どうやって賢くなれるほど難しいことが身につくのか？
もちろん身につかない。
言われたことはやらないが学力向上に寄与しないどうでもいいことばかりやる。
そもそも他人に監視指示されないと自分を変えようとせず易きに流れる。
そういう人間が多いのだから、基本的な動作を丁寧にするだけで上にいける。
戦う時にライバルが弱いというのは、本気の人間にとっては実に楽だ。
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