青木学院ブログ 別館

Not STEP, not Rinkai, my brother. Do you know AOKI?

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

1時間後に解き直す

常に未来の自分に期待することだ。 数学の復習の基本は解き直しにある。 間違えた直後に解き直しても、それは解説を覚えている可能性が高い。 よほど数学が苦手な人ならそれでもいいが、平均点前後取れていればあまり向かない。 そのぐらいの学力なら、1時間…

なくて七癖

なくて七癖という。 人間は誰でも意識できているかどうかによらず、癖がある。 生徒の手癖や口癖から、性格の一部を推し量る。 それが学力にマイナスなら、修正するように伝える。 自分を変えていかねば学力は伸びない。 自分で自分を全て把握できないのが普…

答案に甘えが透けている限り学力は上がらない

自分を甘やかしている間に、学力が劇的に上がることは絶対にない。 劇的に上がるのは、自分が大きく変わる時だ。 甘え切った自分でいる限り、大きく変わることはない。 例えばテストの答案用紙に、漢字で書くべきものをひらがなで書く。 普段から漢字で答案…

ルールを守る凡人たれ

知っている問題と知らない問題はある。 学力が突き抜けるかどうかは、知らない問題に対応できるかどうかだ。 でも、知らない問題に対応するというのは特別なことではない。 問われているのは常に修得しているはずの技能だ。 神奈川県の公立高校入試で言えば…

筆者にシンクロして読むための手順

国語の読解で重要なことの一つは「予期して読む」動作だ。 例えば「たしかに」という表現を見たらその後に「だがしかし」が来る。 「たしかに」の後には一般論がくる。 筆者は一般論を言いたくてわざわざ文章を書いているわけではない。 「青信号で渡りまし…

夏のテストゼミは下準備

今年も夏のテストゼミが始まった。 3回の講義授業で、模擬試験を題材に5教科の解説を行う。 教科書から離れた文章を制限時間内にどう読み解くのか? どのような問題にも共通する視点で読み解くための基本は? そういうことをテーマに午前中の英語・国語を終…

やったことだけ出来る

今日も生徒の答案を見て、生徒と話していていつもの結論に至る。 即ち「蒔かぬ種は生えぬ」だ。 伸びている生徒・伸びている教科には原因がある。 その逆もまた然りだ。 やることをやった人と教科の点数はいい。 そうでない人はいつまでも同じ景色を眺めてい…

辛くも苦しくもない

基本的に食べることが好きだ。 美味しいものを美味しく食べるために仕事をしている節さえある。 出張したときには現地の先生方に美味しいご飯を食べることも楽しみだ。 別に特別な店で高価なものを食べることに限らない。 日常で言えば、昼ごはんに何を食べ…

基本動作ができてない

基本的な動作というものがある。 英語であれば単語を調べる。 意味だけではなく品詞も、文中での役割も組めて。 難しいことや抽象的なことではない。 簡単な行動で具体的な行動だ。 それさえ何も考えずに守らないで、学力が伸びることはない。 ノートは手で…

時間は捻り出せ

同じ話をしても、人間は受け取り方が違う。 自分を向上させるためにどう考えるかを重視すれば、どんどん賢くなる。 他責に終始するのであれば、いつまでも賢くならない。 自分を変えていくことが一番結果につながる。 公式を暗記する時間がないなどと泣き言…

異物他者からもの学べ

今日は比較的長々と話す場面が多い。 大事なことをわかってもらおうとするとつい言葉が多くなる。 もっともっと削ぎ落としてカミソリのように伝えたいが、まだまだナタだ。 問題の解き方はもちろん大事だ。 けど実際には、問題の解き方以外のところに改善点…

基本に忠実にやる

学力が高い生徒は、高くなるような行動をとる。 例題にある通りに答案を作る。 学力が低い生徒は、低くなるような行動をとる。 例題にない書き方で答案を書く。 何にでも型や手本がある。 モデル通りにやればうまくいくことを、特に理由も理屈もなくなんとな…

1時間を大事にするやつは1000時間を大事にする

朝9時から夜9時まで夏期特訓をやっている。 部活動などの予定に合わせて生徒は通塾している。 午前に通塾、昼食に帰って部活動をやって夕方からまた戻ってくる生徒もいる。 今日は夜8時に帰ってきた生徒もいた。 残り1時間となれば今日はもういいや、と思う…

質問の御用聞はしない

自分のことを自分でできるように変わっていくことも成長だ。 例えば生徒に対して「質問はないか?」といちいち聞いて回ることはしない。 それは生徒に自覚を促すためだ。 3歳の幼児には、大人が「トイレに行かなくていいか?」と促す。 それは幼児が「自分が…

番長は通じない

良い文学作品だとして、今の生徒に解かせるときにはギャップがある。 平安時代の物語を読む時には僕達に前提としての知識が必要なのと同じだ。 今日生徒が解いた物語のタイトルが「くちぶえ番長」。 うん、令和の子供達に「番長」は厳しい。 僕が子供の頃で…

やったから伸びるという唯一の真実

夏期特訓のような季節講習のたびに思う。 やはり、やったから伸びるだけだな、と。 いつ伸びるか、どこまでやれば伸びるかは個人差がある。 でも普通の生徒が普通以上になるためには、普通以上にやる以外にない。 才能の差を吹き飛ばすほど強烈にやったから…

芯をかすりはじめた

夏期特訓に毎日来ている中学生。 ここ数日の質問が、1学期までとはちょっと変わってきた。 学期中は部活動もあってか、まだまだ十分に演習できていない。 でもこの夏休みで毎日演習し続けることで、一段上に上がってきた感がある。 通知表を受けての面談でも…

自分ができることを知っておく

学力が毎日伸びる生徒は、自分がなんのために塾に来るのかを分かっている。 教室にいる時間を大事に使う。 1時間で見開き1つしか解かないようなことはしない。 少なくとも思考力を養うための難問を相手にしているのでなければ、だ。 1時間で何ページ、何問に…

子供に賢くするためにつけたい習慣とは?

人間は習慣とクセでできている。 習慣は意識してそうなるようになったもの、クセは無意識でそうなったものというイメージがある。 放っておいて、誰も意図しないでそうなるのがクセだ。 例えば困った時に頭をかくとか、暇だとタグをいじるとか。 習慣は食事…

まとめる学習はしない

教科書やワークに書いてあることをまとめたいと生徒が言う。 最終的には好きにすればいいが、基本的には全くすすめない。 教科書やワークは、僕らより詳しい人間がよってたかってまとめた物だ。 大事なことしか書かれていない。 それをさらにまとめるなど、…

努力とは(あまり)言わない

僕は基本的に努力という言葉を使わない。 努力すると言ってしまうときに、なんだかぼやけてしまう気がするから。 何をするかもう一歩だけ踏み込んで具体的に話してほしいし、伝えたい。 教科書を読むとか、問題を解くとか、まずはそこまで。 その上で、どの…

学力を上げたければ笑え

誰が言っていたのか、何で読んだのかは覚えていない。 「断食をするのであれば悲壮な面持ちでやってはならない」 何かに挑戦する時、それは多少の苦しさを伴うこともある。 でもそれを表情に出し切ってみても、特段いいことはない。 せいぜいがところ多少の…

学力の上がる当たり前の行動

高専の生徒に化学の説明をする。 共有結合の仕組みについて教科書や参考書を読んでわからないところがあったようだ。 何の解説をしていても、根本は同じことだ。 つまり「原理の理解と定着」が不足すれば、学習は行き詰まる。 教科書に書いてある文言や図を…

我が子の賢さのためにもスーパーへ行こう

夏休みは子供が家にいる時間が普段より多くなることもある。 ということは、普段できないことをやるチャンスだろう。 学校の課題でもあるかもしれないが、料理はその一つになるはずだ。 メニューの立案や買い物から、お母さんには我が子を巻き込んでほしい。…

漫然と生きるな

1問多く解くために何をするか? 1回多く音読するために何をするか? 一段深く考えるために何をするか? そういうことを考えていれば、行動は改善できる。 行動しつつ何を変えるか、何を変えないかを考え続ける。 少なくとも現状より大幅に力をつけたいのであ…

物の名前を呼ぶ

算数や数学を得意になるかどうかはさまざまな分岐で分かれていく。 その一つは、名前を覚える・呼べるかどうかだと考えている。 硬い言い方をすれば定義を理解して使いこなすということだ。 だから僕は生徒に向けて尋ねる。 「はい、これの名前を呼んで?」 …

受験相談はどんとこい

相模原中等の生徒と文理選択・教科選択について相談を受けてガッツリ話をした。 僕は国公立大学の理系学部に進学したあとに、文系学部に再受験して進学している。 理系入試も文系入試も、自分が受験生として体験した。 理系のキャンパスライフも文系の学生生…

忙しいと物事が進む

夏期特訓が始まっている。 普段より教室を開ける時間も長いし、やることも増える。 でも、忙しいとスイッチが入って物事が進む。 合間を縫って一本長いブログを公式サイトで書いておいた。 通知表をもらってやいのやいのお話があったであろうこの時期に必読…

いつも通りに朝を始めよう

朝起きて、ハッカ入りのシャンプーでスッキリする。 8時に出勤してアイスコーヒーを入れて飲む。 いつも通りの夏期特訓の朝だ。 このいつも通りだというのが継続のためには大事だ。 細かい変化は毎日ある。 それが小さな刺激になる。 それでも大筋の部分でい…

夏休みにしかできないことをやろう

賢くなるためには頭を使いまくるのが必須だ。 不足している使い方を補うのだ。 計算力が不足していれば計算をやろう。 読解力が不足していれば読解をやろう。 いずれにしても徹底的にやれるのが長期休暇だ。 長期休暇にしかできない時間の使い方をして、賢く…