青木学院ブログ 別館

Not STEP, not Rinkai, my brother. Do you know AOKI?

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

推薦の魔物

僕たちの周りには常に魔物がいる。 このぐらいの時期になると怖いのが、推薦の魔物だ。 評定が出揃うと、進路を推薦に決める受験生もいる。 もちろん、いかなる手段でいかなる学校に進学しようが構わない。 そこには善悪も貴賎もない。 しかし、推薦を決めた…

手 目 頭 その後工夫

確認すればわかることがある。 関数で言えばxに数値を代入すればyの値がわかる。 出た値から判断できることがある。 グラフがどうなるか、交点がどこにあるかがわかる。 具体例を確認することは、迅速な判断につながる。 それなのに、具体例を確認しないで、…

良い経過を作ろう

冬期特訓の教材の一部が届き始めた。 来月はもう12月だ。 年末だろうが塾にいるので、年の瀬の感慨はない。 とはいえ、シンプルに忙しくはある。 寒いので教室に引きこもっているだけ、とはいえる。 行っておくべき出張はある程度すませたし、本当に引きこも…

自主自立

天才であれば別だが、凡才は訓練に負うところが大きい。 凡才は訓練すれば秀才になれる。 大学とは秀才になるための場所でもある。 大学は秀才にしてもらう場所ではない。 自分が能動的に学習に取り組んで自分を磨くための場所だ。 ある意味では、上位高校も…

行きたい高校を選ぶ立場になるために

定期テストで90点。 県立高校入試で80点。 そこまでとるために必要な学力は、特別なものではない。 基礎基本となる行動を正確に素早くとれるかどうかだ。 基礎基本をいつでも使いこなせるように訓練することこそ最重要なのだ。 それをおろそかにするから、学…

学習を優先しているか?

人間は習慣の生き物だ。 習慣は無意識でできることだが、習慣を作るのは意識だ。 自分の学習について何を習慣とするかを意識して身につけなければ、学力は伸びない。 僕のいうところの学力は常に学ぶ力そのものだ。 点数がどうこうというものではない。 点数…

すくむな、歩め

受験に向かって最後の追い込みが始まる時期であるが、新年度のことについて詰める時期でもある。 今日は新年度の改革に向かって一歩前進した。 まだこの改革がうまくいく確信はないが、とにかく動いた。 確実にうまくいくと分からないと行動しないというのは…

助言

危なげのない生徒というのがいる。 見ていて何の不安も危機感もない生徒。 そういう生徒と、危なっかしい生徒の違いは何か? いくつかあるが、一つにはやはり素直さだ。 助言を与えるとその助言の通りに軌道修正する。 とりわけ僕は細かすぎるコントロールは…

証明の答案は他者を意識するのにもってこい

自分の答案は何のためのものなのかを考えるのは、証明が良い機会だ。 証明の答案で何を書いて何を書かないか。 どう書いてどう書かないか。 そういうことは採点のために何を書くかということにつながる。 独りよがりなことを書くのが答案ではない。 少なくと…

面談の後の学習が大事

冬を前に色々な形で面談をする。 僕はゴールについて決めることはない。 何になりたいか、どうなりたいか、どんな学校へ進学したいか。 そういうことは決めない。 どちらにいったらどうなる可能性が高いかについてコメントはする。 望むゴールに辿り着くため…

なぜ学力が高いと成功する可能性が上がるのか

学力が高いと成功する可能性が高い。 これは可能性の問題だけなので、そうではない人間がいることは事実だ。 中途半端な学力の人間も除外する。 有名国公立だの早稲田だの慶應だのGMARCHだのというレベルから考える。 そういう大学に進んだ学生の多くは、中…

プロとは何か?

プロフェッショナルとアマチュアは違う。 受験生で合格を目指すなら、プロフェッショナルの受験生であってほしい。 ここで言うプロとは何か? プロとアマには色々な違いがある。 僕が物事のプロとアマの違いの一つとして考えるのは評価だ。 プロフェッショナ…

経験値がものをいう

塾からの指示が具体的になるかならないのかはどこで差がつくのか? これはシンプルで、経験値の問題だ。 自身や生徒の学力を上げるためにただ気合で上げてきた場合。 そもそもろくに学力を上げた経験がない場合。 これは経験値が不足しているので、指示が具…

いい塾の見分け方は簡単だ

昨日は夜にセミナーに出席した。 ある業界の一流の人が業界の構造や背景について解説するものだ。 どの分野であれ、一流の人間が何を見てどう考えているかは絶対に参考になる。 だから僕は色々なセミナーなどに出て話を伺って日々の仕事に取り入れようとする…

できる子が必ずやっている参考書の使い方

学力が伸びる生徒は、参考書や教科書の使い方が理に適っている。 とりわけ参考書だろう。 真面目なのに学力が伸びにくい生徒は、参考書をベタ読みすることにこだわる。 最初のページから一語一句逃さないようにとだけ考える。 結果として身につくならいいが…

進学先でも伸びている

今日はちょっと知りたいことがあって、久しぶりにあるご家庭に連絡をとった。 想定通り、すぐに的確なお返事をいただけた。 やはり誰に何を尋ねるかで仕事のテンポは変わると改めて感じる。 合わせて進学後の学習の様子についてもメッセージをいただけた。 …

賢くなるために必要な力とは?

仕事柄、賢くなる途中経過と賢い人をいろいろ見てきた。 そんな中でいくつかの、賢くなるために必要な力も抽象できた。 賢くなる人や賢い人が共通して持っている力の一つは「問う力」だ。 問う力といっても、なんでも質問すればいいということじゃない。 そ…

物事がうまくいかない最大の理由

学力がショボい理由。 それは割と簡単なことで、本気じゃないからだ。 本気を出している人間がしのぎを削る中で、勝ち上がっていける。 そこにいる人間だけが、立派な何者かになっていく。 それなのに本気を出さないでうろちょろしているから、ショボい。 自…

準備をしたことができるだけ

テストの答案検討で僕がよく言うこと。 「失点の仕方が気に食わない」 何点なのかはボヤいているにせよ、論じることはあまりない。 点数は数字だ。 でも、正解と不正解は実力だ。 だから僕は「準備をして取れるはずだった問題はとってこい」 「準備をしてい…

何度でも言うが図を描け

図形の問題を得意になりたいのに図を描かないのは本当にダメだ。 ダメな理由はいくつかあるが、筆頭は別解を考える可能性が下がることだ。 暗算で数値を出したり、式だけを書く人間は答えが出たら満足する。 そこで正解と見比べて数字が同じであれば丸をして…

教室にいるのは楽しい

教室にいるとあっという間に時間が過ぎる。 情報量が多い中で過ごすと、時間が過ぎるのは早い。 生徒が目の前にいれば、それぞれの生徒の視線や姿勢が目に入る。 質疑応答している生徒の表情や声色から話す内容を微調整する。 五感フル活用で生徒に向き合う…

豊かな世界を見せたい

子供には子供だましを与えてはいけない。 子供には良いものを与えていく方がいい。 しょうもないもの、質の低いものを与えられた子供はそれを基準として生きていく。 つまらない本しか与えられないで、本の魅力には気が付かない。 つまらない話しか与えられ…

どちらの子供の親になりたいか?

今日は祝日だ。 あちこちに家族連れが見かけられる。 ベビーカーの赤ちゃんに向かって熱心に話しかけるご家庭もある。 スマホをいじってベビーカーを揺らすだけのご家庭もある。 どちらのベビーが将来どうなる可能性が変わっているか。 その現在進行形を目の…

子供を観察する親

学力が高い生徒の保護者さんは我が子をよく観察している。 雑に何かを結論付けることなく、子供の表層にも誤魔化されない。 子供が何を求めているかをよく知っている。 だから子供が興味関心を持つことをうまく利用して我が子をコントロールする。 ある意味…

桃太郎電鉄で地理を得意になるのか

先日、「桃太郎電鉄」というNintendo switchの新作ゲームが発売された。 世界各国を電車は飛行機、船で巡って物件を買って企業を大きくするゲームだ。 地理の要素が増えた人生ゲームとでも言おうか。 僕が子供の頃に遊んだものは日本国内を旅するものだった…

力をつける

力をつけるというのは自由を手に入れるということにつながる。 最近、OpenAIの共同創業者の一人が職を追われた。 ある意味では失職だ。 普通の人間は失職したら生活できない。 突然身に降りかかった不幸に右往左往するか、悲嘆にくれるか。 しかしこの人物は…

計算は遊びで鍛えられる

生きているだけで差はつく。 生活しているだけで差はつく。 計算力がつく人は、計算練習の外で計算練習をする。 距離と時間を見るだけで、誰に言われずとも速さを計算する。 何度もそれを繰り返せば暗算力がつく。 でも、最初から自分で練習するのはよほど気…

寄り道さえも有効活用される秘訣とは?

今日はメインの仕事の合間に、あるものの展示を見に行った。 予定としていたことではなかったが、非常に興味深く鑑賞した。 流石に隙間時間だったので満足したとは言い難いが、いい機会だった。 生活する上で時間という資源は最も限りがある。 誰がどうやっ…

毎日仕事できるのは習慣

僕はある意味ではどこでも仕事をするが、それはロケーションというか。 出張中に教室から離れたところで質問対応をすることはある。 タブレットを出張に持ち歩くのは、出張先でメモをとるためだけではない。 質問画像は大画面の方が見やすいしね。 今回の出…

突き抜ける人はどこで「も」仕事をするのか

打ち込むとはどういうレベルかという記事を書いた。 その矢先、すごい話を聞いた。 ある塾の塾長(僕ではない)が、ブログを書く話だ。 恐らく日本のどの塾ブロガーよりブログでご家庭の支持を集めている塾長だ。 一日中ブログを書いているかLINEを送ってるか…