青木学院ブログ 別館

Not STEP, not Rinkai, my brother. Do you know AOKI?

2024-01-01から1年間の記事一覧

早いもの勝ち

当たり前だが、早いもの勝ちの場面がある。 遅いほうが得をするよりは、場面が多い。 定数が決まっているものは運か早いもの勝ちが相場だ。 早く動くというのは、少しだけ大変だ。 人間はダラダラしたい気持ちがあるものだ。 だから、そこで一踏ん張りして勇…

GW開始

そういえばもう、GWが始まっている。 GW特訓は月曜日からだが、世間はお休みだ。 僕は学校がお休みのときのほうが沢山塾で学習できると考える。 だからGWはお休みにせず、講習期間としている。 塾長になってから随分経つが、GWに休んだのは一度だけ。 単純に…

一つずつやるのが最速

雑な人間は一度に二つのことをやろうとする。 慣れてきたら一度に二つのこともできる。 それは上手になってからでいい。 まず一つ一つの動作を丁寧に素早くやる。 思考の速度が手の動く速度よりずっと早くなるまで、一つずつやる。 少なくとも一度失敗したら…

自発できるようになるまで

反復してやっておいたことは強い。 思い出そうとしなくても、何年たっても自動的に思い出される。 自然とそうなることを自発という。 自発で解けるようになる問題こそが、基本として身についていることだ。 自由自在に使えるものも、その領域にあるものだけ…

やりたいようにやればいいというものではない

今日のメンテナンスのおかげで、少し体が楽になった。 肩が動くようになったのはありがたい。 生徒にメモを書くのもこのブログを書くのも、腕があってのものだ。 とりあえず夏まではもつだろう。 明日からの授業はまたいつも通り行う。 GW特訓の予定もちゃん…

大人になっても

人生の未来というのは、基本的に分からない。 子供の頃に考えていたことが大人になって実現しているかは分からない。 それは良きにつけ悪しきにつけだ。 子供の頃には思いもよらなかった事態に直面するかもしれない。 その時に子供の力となるものを、育てて…

明日はメンテナンスしてきます

明日は見学と打ち合わせと体のメンテナンスをしてくる。 ちょっと今後のことを考えて健康を取り戻しておく。 GW特訓に誰も来ないなら、そこでと思っていたがまぁそんなこともないのだ。 首と肩と背中が固まっている。 日頃机の前でノートとPCを見つめる仕事…

自力

知る・分かる/覚える・使う。 このステップで学力はつく。 知らなければ始まらないので、まず知ってもらう。 分かるための手助けはする。 分かってから覚えることもあるし、覚えてから分かることもある。 ここの順序は場合によるので、こだわらなくてもいい…

このぐらいいいだろう

当たり前の指示というものがある。 僕の授業で言えば、ノートに日付・ページ・問題番号を書くこと。 ◯✗は大問一つごとにつけること。 許可された生徒以外は、見開きが終わるごとにノートとテキストを見せること。 誰でもできるレベルだ。 これを怠る程度の意…

まずちゃんと読め

まず、書いてある通りに読む。 学力が低い生徒はここからやればいい。 一字一句を読み間違えず、丁寧に最初から最後まで読む。 助詞の読み逃しをせず、読み間違いはすぐに訂正して読み直す。 読むことさえできていないなら、理解は絶対にできていない。 読む…

志望するだけではダメだ

どこの高校や大学を志望するか。 そんなことには、本質としてはなんの意味もない。 それを口にしたとて、学力が上がらないからだ。 学力は脳を使うことによって上がる。 その負荷の大きさによって結果に差が出る。 志望を口にすることは大した負荷でもないし…

勝ち残るために必要なことはこれだ

合格していく生徒とはどういう生徒か。 一つには、やると決めたことをやり通す生徒だ。 もとの学力がどうこうというのは、実はあまり関係ない。 自分が決めたこと、口にしたことをずっとやり通す生徒は強い。 決めたことが高い目標である必要はない。 毎日6…

やっても伸びない最大原因はこれ

学習しているつもりでも学力が伸びない。 その原因の一つが、雑さにある。 加減乗除を雑に行うから。 問題文を雑に読むから。 目についたものを手っ取り早く扱って答えを出したがる。 そういう雑さが、学力の低さにつながる。 答えなんか速く出ても出なくて…

書かれていることを正確に捉える

今日は国語の質問が多い。 主に算数と数学を売る僕だが、学生時代に一番偏差値が高かったのは国語だ。 だから国語の質問も大歓迎する。 そもそも学習の基礎基本は国語にあるだろう。 言語を経ずに思考や意思を伝達することはできない。 自立した学習ができる…

できない瞬間の向こうにだけ楽しい瞬間がある

学習が苦しいものだと考えるようになるのは、いくつかの理由がある。 その一つは、できないことを楽しめないからだ。 できないことを悪いことだという印象で捉える人生を送ったのだろう。 できないことは所詮「今はまだ」できないことが大半だ。 やり続けて…

行動を変えて、挑戦は変えない

諦めるか諦めないか、これがどうしても大きい。 できないことは悪いことではない。 でも、諦めたらそこで終わってしまう。 できなかった何かをずっと大事にしていくことが、諦めないということだ。 なんどもできなかったことに挑戦しつづければ、ある時ちゃ…

執念は頻度だ

物事が実現するかどうかは、人生の中で大事に扱っているかどうかにもよる。 大事に扱っているものは、人生の色々なタイミングで考える。 例えば県立相模原高校に合格したいとする。 それを月に1回考える生徒。 週に1回考える生徒。 日に1回考える生徒。 日に…

これもまた何かのご縁

なんでもそうだが、縁というものはある。 今日は最後に深夜の散歩をして一日を終えるつもりだった。 その直前、研修でお世話になった先生に一軒のお店を紹介された。 深夜にだけ営業する喫茶店があるとのこと。 紹介された瞬間は「次の機会に行ってみようか…

試行錯誤の楽しさ

研修を終えて、振り返りを行なっている。 研修は講義と実践の2部構成だ。 毎回参加する度に思うのは第一に、学ぶのは楽しいということだ。 実践のパートがとても楽しい。 子供達が学習する内容を実際にやるのだが、大人の僕が楽しい。 学ぶことの根源的な楽…

学べ学べ学べ

今日は京都で研修だ。 こちらの研修にら受験やなんやで久しぶりの参加になる。 正直に言えば、未だ自分の中でこの研修をどう指導に落とし込めるかの目処は立ってない。 受験生になぞらえて言えば、「このままで合格できるか不安」という状態か。 そういう状態…

得意なこと やりたいことを知ってるか?

泥くさくやるのも継続という才能かもしれない。 これは、肉体的に埋めがたいものではない。 スポーツであれば肉体の差は遺伝で決まる部分が大きい。 僕の遺伝子でなにをしようが絶対に身長が2メートルにはならない。 学習にも遺伝子が作用する部分は必ずある…

考え続ければ道は開ける

グッと深く長く潜った後に、浮上して息をすると気持ちがいい。 喉がカラカラに乾いたところに飲む水がとても美味しいのと同じだ。 乾いていればいるほど、水が一気に巡って染み渡るのを感じる。 そういう瞬間は、水の味が本当に分かるような気さえする。 た…

外部世界を受け入れよ

自分の力でできることを増やす。 そのためには他人の力を十分活用するのが早い。 最初から何でも自分でできるわけではない。 全部を自力でやろうというのは、手間がかかりすぎて意味がない。 少なくとも受験については試験日という締切がある。 そこに間に合…

行列は去った 複素数平面が来た

今朝タイムラインを眺めていたら、久しぶりに行列の話を目にした。 僕が高校生の頃、数学には行列と呼ばれる分野があった。 逆行列だの固有値だの固有ベクトルだの回転だの、ひたすら懐かしい。 卒業以来顔を合わせていなかった同級生に会うようなものだ。 …

自分のこととして受験をする

今日も生徒に、自分の学力が一番関係するのは自分の人生だという話をした。 志がある生徒だし、素質もある生徒だ。 それでもまだ、自分を律して追い込む段階からは程遠い。 それは受験が自分の人生の一部だということを芯では理解していないから。 これまで…

声も目も字も子どもの理解のため

教室に入ってくる時に、挨拶をする。 その時の声で測れる情報があるからだ。 一番分かり易いのは、もちろん健康状態だ。 健康であることは、生きていく基本だ。 自分にできる限りの範囲でいいから、健康であることを目指そう。 健康だからこそ学習の継続が可…

経過を突き詰める

結果が欲しい。正解したい。 その欲望はよく分かる。 だが、そこに拘泥するから結果が出ないし正解できない。 しかも肝心要の時に。 結果は原因と幸運によってのみ導かれる。 どちらを操作しやすいかと言えば、原因だ。 つまり、結果の前の経過をどれだけ良…

自分で動ける子供の育て方は

学力が高い/高くなる子供は、人任せにしない子供だ。 自分のことを自分で考える。 自分のことを自分で決める。 自分のことを自分でやろうとする。 それらを上手くやれるかどうかは別として、だ。 とにかく自分が動くことの大事さを、生きている中で分かって…

生徒に見せるために解く

生徒にたまに話すが、僕は自分自身で凄く大きなことをしようとは思ってない。 ただ、眼の前の生徒と一問を大事にして楽しもうとしている。 生徒にも、まず目の前の一問を大事にして楽しんでほしいからだ。 どうしようもないこと以外は、必ず理屈で説明する。…

小学生のうちにやっておくべきことは

小学校の低学年のうちにどういう人生を送っていたか。 それで、中学生での学力にキッチリと差がついている。 小学校の低学年で学習において逃げるクセがついていれば、後は苦戦しかない。 三つ子の魂百までというのは実に真理だ。 だから、小学生のうちにそ…