青木学院ブログ 別館

Not STEP, not Rinkai, my brother. Do you know AOKI?

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

相反するように見えるけど大事な学習姿勢

学力が伸びる生徒は、ギリギリまで諦めない生徒が多い。 タイムリミットだったり、体力のリミットだったり、ギリギリまで粘る。 5分でも学習時間を捻出しようと削る生徒もいる。 最後の1秒まで答案作りをしたがる。 この意味では非常に諦めが悪い。 でも、リ…

小さい目標を達成していくのが継続のコツ

新しいものを身につける行為自体を楽しめれば、学習の継続力は高まる。 結果が出るのはテストの瞬間だけだ。 そして結果が思う通りになるとは限らない。 滅多に得られない喜びを得ることだけを望みにしては辛くなる。 毎日何を自分が身につけたかを楽しめる…

文章題が苦手な生徒は何が足りないのか?

親が子供にどんな会話をしているか。 ここに子供たちの初期学力の差が生まれる理由の一つがある。 例えば意図的に概念を込めた会話をしているかどうかだ。 子供に対する発話が、指示命令や単語のみのレベルであれば子供は賢くならない。 簡単に言われたこと…

高校生が一段伸びた原因は?

午前中の高校生との面談で改めて感じたことがある。 「成功体験が人を成長させる」ということだ。 高校1年生の間は成果がでていたこともあったが、今一つなこともあった。 その時期は学習のペースも安定せず、学力も不安定だった。 学年末のZoom面談で、1年…

読書習慣の作り方

一つ前の記事の続きだ。 mizmorijuku.hatenablog.com 子供に本を読んでもらうために親がすることは、3つ有る。 本を用意する。 本を読む時間を作る。 本を読んで話をする。 これだけ。 まずは読むための本がなければ話にならない。 今子供が読める本、近い将…

学力を育てるために重視するべき習慣とは?

学力は色々なところから育てられるものだ。 というより、ありとあらゆる視点から育ててこそ豊かな学力になる。 日常から子供の脳を学習向きに調整し続けるのが当然だ。 とりわけこれは小学生の間にやっておきたい。 学習の思考速度が上がる中学高校ではその…

テクノロジーの発展に思ったこと

今日からGW特訓だ。 通塾してもう学習を始めている生徒もいる。 並行してZoomで面談する生徒もいる。 模擬試験の結果をSlackで送信してもらって、こちらからもコメントする。 質問したいことをそのまま音声と画面で通信し合える。 それも24時間いつでもだ。 …

チャンスを捕まえるコツ

チャンスを捉える人とチャンスを逃がす人がいる。 その違いはきっと色んな所にある。 その中で一番分かりやすいのは、チャンスをずっと考え続けているかどうかだ。 ずっと考え続けている何かがあれば、隙あらばチャンスにできないかと見るクセがつく。 いつ…

我が子は時刻と時間の区別がはっきりついているか?

我が子が算数を得意になる準備はできているか? それは日常会話でもわかる。 例えば「時刻」と「時間」の区別ができているかどうかだ。 時刻はある一点を指すから、何時。 時間は長さを示すから、何時間。 たった漢字一文字だけど、これを区別して話せていれば準…

我が子が諦めずに学習し続けるために親が最優先でやること

人間が諦めるときというのは、力が無いときだ。 無力感が人を諦めさせる。 どんなときに無力になるかといえば、孤独なときだ。 自分の力を信じられないときに、それでも自分を信じてくれる人がいれば、人は諦めない。 最後まで無条件に信じるためには、理屈…

手本通りにやる

上手くなりたいのであれば、まずは手本をなぞることだ。 学校での学習なら教科書が手本だ。 意味が分かるにこしたことはないが、完全には分からずともよい。 まずは手本の方を自分のものとすればよい。 解釈を入れる前に、少しでも手本に近づくようにしよう…

派手なやる気ではなくてもいい

目立ったり分かりやすかったりするものに、人は目を奪われる。 メラメラ燃えているものだけを熱だと思ってしまうように。 でも、メラメラ燃える熱でなくてもいい。 温泉は燃えるように派手ではないけど、ずっと温かい。 いつでもじっくり僕たちを温める。 学…

目のないときこそしっかり打て。

誰でも、ついてると感じるときとついてないと感じるときがある。 ついてるときに調子に乗ってドンドン行くのはいい。 でも問題はついてないときだ。 ついてないときに手が止まる。 それが普通だ。 でも、普通はだいたいピンチになる。 手を止めても、学習の…

教科書の例題は完璧にできたか?

二次関数方程式の解の個数は、判別式で確認できる。 だから判別式を覚えて対処する。 が、そこで終わるから数学が伸びない。 そもそも、なぜ判別式は解の個数を判別できるのか? そこを疑問に思わないで、暗記だけで済ませてはいけない。 だって、これは、特…

自分で選んだ生活なのだから自分で成功すればいい

どの高校に進学するのも。 どの大学に進学するのも。 どの部活に入るのも。 どの塾で学ぶのも。 全部自分が選んだ生活だ。 自分でせっかく選んだものなら、自分で成功すればいい。 自分にとっての成功を思い浮かべよう。 そして自分をじっと見つめてみよう。…

数学が苦手になる理由はこれ

考える習慣がないから。 数学は特に筋道立てて考えた時間がものを言う。 初期の学習では何となく正解できるけど、学年を上げる毎に抽象度が増すし、考えないと何もできなくなる。 暗記すべきことはあるけど、暗記だけで突破できる量は他教科より少ない。 だ…

数学を徹底的にやる理由はこれ

「問題文で聞かれたことに答える」のが答案作成の基本だ。 そこからもう一歩先に進むと「何を言えたら正解になるのか」を考える段階になる。 例えば今日生徒から質問された問題は「三平方の定理を成り立たせる整数の長さの辺で作られる三角形の面積は偶数に…

中学1年生1学期の定期テストで90点を取りたいなら、今やるべきことは

計算問題を500問解く。 バカみたいな作戦だけど、これでいい。 500問解くためにどれぐらい時間がかかるかな。 1問30秒で仕上げるなら250分だから4時間強だ。 丸つけも合わせて5時間あれば休憩も込みだ。 1問1分かかってしまうなら500分だから丸つけと休憩込…

根拠から絶対に言えることだけでいい

どの教科であれ、根拠の有る答案になっているかが大事だ。 根拠の基本は、本文、問題文、図表で示されていることだ。 そこに書いてあることから必ず言えることだけで答案は作らなくてはいけない。 自分に都合のよいことを勝手に条件に加えてはいけない。 何…

なぜ県相を目指さないのか?

青木学院があるのは相模原市中央区だ。 ここに住んでいて、高校受験で県相を目指さない理由って何かなと、たまに思う。 定員はあるので、全員が目指せば入れるとは言わない。 でも、通学に1時間かけないですむから、学習時間も部活時間も確保できる。 もちろ…

計算速度が遅いのは致命傷

今日も数学は瞬発力が基礎基本だという話をした。 例えば掛け算九九が身についたと言えるっていうのはどういうことか。 式を言われてすぐに正解が口から出てくるレベルにならないといけない。 ゆっくり考えて正解すればいい問題はあると言えばある。 でも、…

当然学年1位

遠隔指導中の生徒から、模試の結果が返ってきた。 三教科で学年644人中10位。 数英で644人中3位。 数学はもちろん1位。 まぁ当然と言えば当然だ。 僕の生徒だからね。 結局誰の教えに素直に従うか、だ。 sagamihara-juku.com 神奈川県相模原市中央区矢部 数…

計算していればバラエティ番組を見ても子供は賢くなる

今日は兵庫県で研修に出てきた。 本編でも大変面白いお話が聞けた。 でも、やはり美味いたい焼きは端までアンコが入ってるようなもの。 駅まで送っていただく間の車中でも面白いお話が聞けた。 やっぱり、親の力って凄いってこと。 我が子の知的好奇心をくす…

他人の祭

楽しいのはいつも自分のことだけ。 何かが自分と繋がってるときに楽しめる。 自分とまったく関係ないことってときめかない。 他人の晩ごはんなんか、自分に関係ないよね。 心=頭が動かないことは楽しくない。 でも、自分についてのことならちゃんと考えるか…

計算に強い子供は母親が作れる

あくまで基礎となる事柄についてはだけど、いつの間にか覚えているというのがいい。 ほとんどの人は、日本語で話す簡単な文を文法から修得している訳ではない。 でも、ある程度問題なく話せると思えるようになる。 本当に問題ないかはさておきね。 何故話せ…

明日は英語質問大歓迎デー

明日は英語質問大歓迎デーだ。 青木学院で中高を過ごした県立相模原高校卒のスタッフが対応する。 大学でも英語専攻のスタッフなので、ガンガン質問して欲しい。 別に英語の質問でなくとも、県相についてのことだっていい。 つい先日まで現場にいた人間の生…

丸つけは 解く時よりも 丁寧に

子供が丸つけの時に誤魔化すことがある。 できていないのに、書き直して丸をつけるような。 これをやってしまうのは、正解することが良いことだと思わされてるから。 または、間違うと怒られるから。 でも、正解するってそんなに大したことかな? 大事なのは…

神も悪魔も細部に宿る

神は細部に宿るという言葉がある。 もとは英語の「The god is in the details.」という言い回しだ。 細かいところまで行き届いた行動が素晴らしいものを生む。 学習においてもこれ。 些細なことにも気を配っている思考や答案こそが、素晴らしい結果を生む。 …

小学2年生の保護者が我が子にやるべきテスト

小学生の算数を鍛えずして、中学生・高校生の数学は伸びない。 言い換えると、小学生のうちから学力格差は確実にある。 それが目に見えやすくなるのが、小学2年生の算数だ。 もちろんこれは掛け算九九のこと。 そんなものは我が子だって大丈夫、と思う保護者…

しつこさは学力を伸ばす武器

伸びるかどうかはしつこさに現れるところがある。 今日は小学生が同じ問題を4回質問に来た。 といっても、4回全部同じ内容を最後まで説明したわけではない。 ちょっとずつヒントを出して、「もっとヒント欲しい?それとも自分でやってみる?」と聞くのを繰り…