一つ前の記事の続きだ。
子供に本を読んでもらうために親がすることは、3つ有る。
- 本を用意する。
- 本を読む時間を作る。
- 本を読んで話をする。
これだけ。
まずは読むための本がなければ話にならない。
今子供が読める本、近い将来に読んでもらいたい本、自分が読むための本と色々揃える。
図書館に本を借りに通う日常を作ってもいい。
大事なのは、常に本がある環境を作っておくことだ。
いつ本を読む気まぐれが始まってもいいように、準備を怠らない。
次に、本を読む時間作りだ。
子供の生活をパンパンにしておいては、本を読む余裕など絶対にない。
ゆとりのある生活は読書の必要条件だ。
これは大人についても同じことが言える。
親が読書を楽しむ時間を作っておくことは、子供の読書週間に大きな影響がある。
できれば決まった時間帯に本を読んで楽しんで見せて欲しい。
大人が楽しそうにやっていることを真似するのが子供だから。
マンガでも構わないのだから、とにかくページをめくって文字を追って欲しい。
そして、その内容について共有する時間の確保だ。
どう思ったか、どこが面白かったかでもいい。
インプットしたものをアウトプットする習慣は学習そのものだ。
自分の思考をアウトプットしたり、異なるアウトプットに触れたりすることで思考は深まる。
テストだって問題を読んで考えたことが答案になるんだから同じことだ。
もちろん、読書そのものはそんなことを考えず自由に考えたことを共有したい。
正解がないことを考える楽しさというものがあるんだから。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。