青木学院ブログ 別館

Not STEP, not Rinkai, my brother. Do you know AOKI?

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

賢くなりたければ水分を摂れ

あくまでプラシーボ効果レベルプラスアルファぐらいの話だけど。 賢くなりたければ水分を摂るほうがいい。 脳を動かすためには血流が十分巡らないといけない。 夏になって学習効率が落ちる理由の一つは、発汗による水分不足だ。 水分がなくなって血流が減る…

脳の習慣は1日にしてならず

没頭していかないと解決できない思考がある。 ちょろっと考えただけで解決できることは本質的なことや重要なことではない。 試行錯誤をしていろんな角度から考えてやり直して。 そういうことを習慣にできていれば、大事なことを乗り越えられる。 大人になっ…

あなたには工夫が足りないわ

計算ミスをして定期テストで失点する生徒は、工夫が足りない。 どうやったら計算ミスを減らせるか、符号ミスを減らせるかということを考えての工夫だ。 こねくり回した公式を知っているかどうかのレベルではない。 そして計算ミスをして定期テストで失点する…

結果を論じない

定期テストの答案確認をしている中学生が多い。 適宜質問もしてくる。 ここでよくある話が、「その質問、なぜテスト前にしないの?」というやつだ。 ワークを解いていて蔑ろにしていたところがテストで問われて失点する。 じゃあこれから何を考えてどうする…

中学非受験の小学生は学習しなくていいのか?

じゃあ小学生は学習に力を入れなくていいのかと言えば、それはない。 小学生の間に学習習慣も学問への好奇心も持たせておくべきだ。 中学生になったら謎の病気「ブカツドウ」にかかるんだから。 別に誰に強制されたわけでも頼まれたわけでもない。 自分が勝…

中学受験には(安易に)手を出すな

闇雲に受験をしてはいけない。 とりわけ中学受験はそうだ。 単純に倍率だけの話をしても、公立高校受験は1.2倍ほどだ。 大半の生徒は受験して合格する。 私立高校を押さえておけば、進学先も必ずある。 3年間丁寧に学習すれば、大学受験で巻き返すこともで…

生徒が粘った

中3講義授業を終えた後、生徒が粘った。 講義で自分が納得できなかったことを、粘って粘って質問していった。 何度も「何を言ってるか分からないからもっと説明して」と僕に言われて、何度も何度も言語化を試みた。 分からないことを誤魔化しても、学力は伸…

新システム稼働開始

今日から中3の講義授業をちょっと改善して進めている。 些細な改善だが、授業のスムーズさは一段確実に上がった。 僕の手間も楽になったし、生徒にとっても良いものになった。 これを今後他のタイミングでも活用できるように工夫ができればなおいい。 動き出…

日常がテスト答案に現れているだけ

生徒と定期テストの結果を検討しながら相談をする。 今日の生徒は定期テストの得点率が90.9%だった。 多分そう悪いものではないと判断するのが普通ではある。 だが、僕がこの生徒に期待しているのは95%のラインだ。 本人にもそう伝えている。 そしてそのため…

引っ込んで学力は伸びない

学力を伸ばすために捨てるべきものの筆頭はスマホだ。 それを除けば、一つには「恥をかくことへのためらい」がある。 間違えること、うまくいかないことを恥ずかしいと思う気持ちがプラスになることもある。 でも恥は基本的に他者の視線を意識したものだ。 …

聴きながら見ることで考えられる

目と耳の話の続き。 mizmorijuku.hatenablog.com 耳と耳を結ぶ線の中間に何があるか。 目から近いところに何があるか。 もちろん脳がある。 耳から情報を得つつ、目からも刺激を与えるほうが脳にいいはずだ。 「人の話は目で聞く」というのは川越市の松江塾…

目や耳が二つある理由

目や耳は多くの動物の設計で二つある。 昆虫の複眼のように多数あるものもある。 とりあえず人間には二つずつある。 なぜか? 二つある目で視差という、ものを見る角度の違いが生まれる。 それによって物事をよりよく理解して行動できるようになる。 耳も同…

カラーテストとのギャップに驚くころ

そろそろ大体の中学校の定期テスト結果が返却された時期だ。 特に中学1年生とその保護者の皆さんが驚くころだ。 小学校のカラーテストとの点数のギャップに驚く人は多い。 小学校のカラーテストでほぼ100点をとっている生徒でも、中学ではそうはいかない。 …

やる気不要

やる気が出ないからやらないと口にした時点で、大半の子供は自分の未来を閉じている。 テキストを開いて1文読むのに「気持ち」などいらないはずだ。 トイレに行く時に、いちいちやる気を出さないだろう。 スマホをいじる時に、いちいちやる気を気にかけない…

学習方法がわからないのではない

常々生徒と話すことだ。 学習方法がわからないとは口にしていけない。 考えてもいけない。 複雑なもの、魔法のようなものを期待しているからだ。 英語で言えば教科書音読最低50回。 できれば200回。 学校のワーク・塾のワークをミスした問題を中心に最低5周…

学力が伸びる家庭の決定的な違いとは

何かを面白いと感じる理由は色々ある。 そのうちの一つは、それを面白がっている人を知ることだ。 何度か話したり書いていることだが、僕が子供の頃に野生の王国という番組があった。 野生動物や昆虫たちの生態をドキュメンタリーで紹介してくれるものだ。 V…

朝三暮四

学力の上がる上がらないの根本は結局、「やるかやらないか」「やりつづけるかやめるか」になる。 あらゆる場面で自分が「やらない」「やめる」を選ぶ限り、未来は順調に閉じる。 閉じた未来に納得がいくのであればそれでいい。 自分で未来を閉じておいて悲し…

東北への修学旅行

高校生が修学旅行のお土産を持ってきてくれた。 旅行先はこれまで修学旅行としては聞いたことがないところだと思った。 東北巡りだ。 が、よく思い出すと大昔に相模原市内の中学校でも、緑中が行ってたかな。 定番の京都奈良大阪も悪くないが、他の人ができ…

中学受験とカラーテスト

中学受験についての相談を受けた。 僕は自分が中学受験を経験した人間だ。 講師としても指導したこともある。 その上でだが、気軽にやってみるものではない。 まず、一部の受験を除けば中学受験合格者は学力上位層に限る。 学校のカラーテストをものともしな…

成功体験は必然を

偶然の成功は危険だ。 たまたまうまくいったことであっても、人間は成功体験を手放せない。 偶然に頼った成功は再現性が低い。 にも関わらず、これを繰り返してしまう。 結果としてどんどん成功から遠ざかってしまう。 成功したいならば、一つでも多く必然の…

基礎ができているという誤解

子供でもお母さんでも、「基本はできている」と思う人は多い。 でも、僕の目から見て基本ができている生徒はほぼいない。 基礎基本と言えることができていれば、偏差値65は超える。 そのくらい、世に基礎基本ができている生徒はいない。 なぜか? それは基礎…

青木学院は入塾ハードルの高い塾?

保護者さんとお話をした時に、こう言われた。 「入塾するまでのハードルが高いように思ってました」 ある意味では、正しい。 我が子の将来を真剣に考えて、真剣に塾を選ぶ熱意がある保護者さんしか問い合わせをしないから。 よく見る、みんなが行っていると…

自分の経験の外の世界

世のお母さん方が子供の頃とは、今の子供達の世界は違う。 例えばスマホがなかった時代にはスマホについての悩みはなかった。 でも今は、スマホがある時代として振る舞わなければいけない。 自分の欲望を制御する相手が一つ増えたことを勘定に入れるのだ。 …

定期テストをもう一度

近隣の中学の定期テストについて生徒から話を聞いた。 平均点がある教科でとても低かったらしい。 学校はそのままでは評定がつけられないということで、単元テストでフォローするとのことだ。 色々あるのだとは思う。 でも、平均が評定をつけづらいほど低い…

文字面で勝負するな

文字面、表面だけで物事をとる癖は数学以外でも悪癖となる。 例えば英語で単語を和訳してそれだけ覚えるタイプの人がいる。 ・without A = A無しで ・except A = Aを除いて これだけ覚えると、この二つがほぼ同じに見えてくる。 でも、全然違うものだ。 with…

学校のテストで点を取る基本とはこれ

基本的に学校のテストで良い点数を取りたいならば、やるべきことは一つだ。 ルール通りに行動すること。 そのためにはルールを知って正しく理解して覚えて従う必要がある。 知らないルールには従えないから、教科書をよく読んで知る。 正しく理解していない…

解き方の過剰なパターン化はアウト

悪い癖というものはいつでも人間をダメにしてしまう。 癖だけになかなか抜けるものではない。 特に物事に接する最初の時期に悪い癖がついてしまうと厳しい。 悪い癖は教わるものだけではなく、自分で勝手にルールを作ることでも発生する。 連立方程式で言え…

新しい話は簡単な話だ

今日から中3講義授業は二次方程式だ。 というより、解説は今日でおしまい。 これまで積み重ねたものがあれば、大して新しい情報はない。 ここが大事なところだ。 一回一回の内容を丁寧に積んで、それを使いこなして新しい分野を考える。 毎回カロリーの高い…

体験と対話が子供を賢くする

地理が好きなのはやはり、自分が体験できるところだ。 田舎で生まれ育ったので、自然は都会生活より身近だ。 父親が釣りや猟を趣味にしているので、子供の頃は一緒についていくこともあった。 その時は今ほどそのありがたみは分かっていなかった。 父親も自…

理科社会をを楽しめるように

今日は久しぶりに高校地理の質問を受けた。 現役の時は理系、休学して再受験の時は文系で国公立大学を受験したが、どちらも地理を使った。 地理は社会科の中でも一番好きだ。 知識と現象を結びつけて考えられるのは楽しい。 大人になって旅行をするようにな…