青木学院ブログ 別館

Not STEP, not Rinkai, my brother. Do you know AOKI?

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

レポートパッド

生徒に説明するときのメモ用紙として、コピー用紙A4を使っている。 気軽に書けるしコストも低いし、これでいいかなとずっと使い続けてきた。 先日、レポートパッドを大量に譲ってもらった。 今日からちょっと使ってみているのだが、これはこれでいい。 罫線…

考えて考えて考え抜け

細かいことでもちゃんと考える癖がついているかどうかは、大人になってからも役立つ。 ある仕事をするように指示された時に、考えない人はその仕事の一瞬だけを見る。 最低限のものにはなるが、大きな影響を与える仕事にはならない。 指示した側からは、「も…

時間数ではなく時刻を意識する

学習の目標を時間数にしてはいけない。 時間数が終われば学習が終わることになるから。 学習は時間をこなすものではなく、学力をつけるためのものだ。 今日は何を身につけてやる!と考えて句集をする。 身についたら一段落してよし。 身につくまではペンやテ…

便利さや優しさが子供をスポイルしてはならない

自分が子供の頃に比べたら、現代の方が絶対に自分が賢くなれると強く思う。 理由はいくつもあるが、一つには圧倒的な検索環境がある。 大昔昭和の時代であれば、調べ物は辞書/辞典しかなかった。 令和の現代では辞書/辞典の種類も大幅に増え、引きやすいもの…

聞かれたことに答えるだけでいい

聞かれたことに答えない癖がついている生徒は絶対に伸び悩む。 テストで点数を取れるというのは、出題者の意図に沿った答案のみだ。 出題者の意図を汲み取ること。 意図に対してのみ答えて自分の感情を入れないこと。 この2点が押さえられていなければ絶対に…

変えやすいパラメータから変える

少しでも高い結果を求めるなら、少しでも多く学習するのは当然だ。 学習の質は簡単には上がらないが、学習の量はやった分だけ上がる。 変えやすいパラメータから変えていくのは、ゲーム攻略の基本だ。 ましてそのパラメータが有効なものなら当然の戦略だ。 …

目標を達成するために大事なことは

目標を達成するというのは非常にいいことだ。 単純にやりたいことをやれたのだから嬉しい。 自分が目標を達成できる人間だという自己肯定もできる。 目標を達成するためにどう行動すればいいのかというノウハウも手に入る。 人生においていずれもプラスにな…

小学生でやった計算の工夫が中学生で身を結ぶ。

簡単なことをやっている時にこそ大切なことを徹底的にやるべきだ。 中学2年生の連立方程式の文章題をしていてつくづくそう考える。 連立方程式の文章題では中盤以降、係数に分数少数がガンガン出てくる。 この分数係数の処理の仕方では必ず最小公倍数や整数…

旅の話を聞かせてくれ

夏休みに家族旅行をした生徒と話をした。 僕自身が自営業の家庭で家族旅行をほぼしなかったのだが、家族旅行は良いものだ。 非日常を味わうことで、日常を俯瞰することができる。 非日常と日常が交差する瞬間があることで、日常を捉え直すことができる。 そ…

いい塾とはエース講師が最も働く塾だ

いい塾とはどういう塾か? 腐るほどパターンは考えられるが、エース講師が一番働いている塾はいい塾だ。 一番大きい力があるからエースと呼べる。 エースを温存する意味は、戦争においてはない。 最高戦力は惜しみなく投与してこそ戦争に勝てる。 換言すれば…

原因から結果が出る

受験生に7月と8月に模擬試験を受けてもらった。 模擬試験は全て課題の検討の材料に過ぎない。 自分の弱点を見つけて、そこを埋める学習をすればいい。 7月に理科と社会が圧倒的に不足していたある生徒。 8月の模擬試験前は理科と社会を徹底的に復習していた…

ルールを守るか否か

昨日の記事の続き。 mizmorijuku.hatenablog.com 理科や数学が苦手な人間に共通していることがある。 それは圧倒的に「ルールを守らない」ことだ。 属人性が低く汎用性が高く再現性が高いのが理科や数学の最大の長所だ。 そしてこれを担保するのがルールを守…

理科や数学は社会の礎だ

どうして数学を軽視したり避けたりする風潮があるのかと考える。 神奈川県でも、ある私立高校では高校2年生から数学を全く学ばず卒業可能な制度がある。 こういう制度を用意しても、国全体として数学が苦手になっていくだけだ。 理科や数学の良いところは、…

恵まれた時代

最近また新しい数学のテキストを入手して読んでいる。 これもまた数学を伸ばすためにいい書き方をしているなぁと嬉しくなる。 いつも思うのは、「ああ、自分が高校生の頃にこのテキストがあれば!」だ。 僕自身としては、高校の担任がとても良い指導者だった…

ゴールとスタートの比較が変化

数学では変化について考えることが多い。 中学生で言えば「変化の割合」という考えがある。 割合は比を示すので、比較のために分数をイメージするのが良い。 関数における変化の割合は「xの増加量」と「yの増加量」を比べることが多い。 この増加量がまさに…

習い事

親が子供の学力向上のために注意するべきことはいくつでもある。 その中の一つは習い事というやつだ。 習い事そのものは人生の幅を広げてくれる。 机の前にしかいない人生より、習い事もある人生のほうが良い。 もちろん、子供が机の前にずっといたいと思う…

神奈川公立高校入試まで残り半年を切っている

もう神奈川の公立高校入試までは180日を切っている。 半年しないうちに当日になっている。 最大に時間を取れる夏休みももうない。 ここから学力を伸ばして合格を手に入れたいとすれば、何を考えるか。 当たり前だが、これまで以上に使える時間の有効活用しか…

合否判定に一喜一憂しない

神奈川全県模試を受けた生徒と少し話をした。 模擬試験の合格判定が気になる人も多いのはわかる。 ただ、こと神奈川県の公立高校入試に関しては、少なくとも今はそう気にしなくていい。 第一に、判定に一喜一憂したところで学力が伸びない。 なぜなら頭を使…

90点を、100点を目指す

先ほどの記事の続き。 mizmorijuku.hatenablog.com 何を目指して行動するかを見失ってはいけない。 毎日毎時。自分の目指すところを考え続けなくてはいけない。 そして目指すのは高みでなくてはいけない。 学力を伸ばそうと考えるなら、それが当然だ。 何の…

主語動詞確認を怠るな

コツコツと学ぶことと、更なる高みを目指すこと。 この二つの姿勢といかに仲良くするのかが分かれ目だ。 学習を丁寧に継続すること以外に、凡そ凡人に勝機はない。 弱者が手を抜いて強者を出し抜こうなどと考えるなどちゃんちゃらおかしい。 結果が出るまで…

愚直な正面攻撃こそ、最上の策

才能の恵まれた天才たちを除けば、成功に必要不可欠なものはたった一つだ。 愚直な正面攻撃こそ、最上の策だ。 下手に策を弄す必要などない。 ひたすら丁寧に英語の教科書の音読訳読復文をやる。 例文で文法事項の説明を自分になんども言い聞かせる。 数学の…

失敗する時間を作る

失敗を織り込んで行動することが大事だ。 失敗をしないでゴールできることは、受験においてはない。 そしてその失敗を取り返すための復習こそが学力を最も伸ばす。 失敗と復習を前提とするなら、どれだけ早くから失敗し復習し始めるかが大事だ。 受験が近く…

ポーズだけではダメ

受験はかっこいいことばかりではない。 受験にまつわることでも、かっこわるいこともいっぱいある。 言うまでもないが、不合格=かっこわるい、ではないとは最初に言っておく。 よく見かけるかっこわるい行動の一つに「A高校(大学)志望です」がある。 志望す…

いい質問は教室をよくする

今日は何があったのか分からないが、とてもいい質問がいくつも出た。 おかげで昨日の講義授業を深掘りする話もできた。 文化論の背景知識も話せた。 英文の構造の取り方もひとつステージを生徒が上げてくれた。 小学生も中学生も高校生も、いい動きをしてく…

抽象度の高い質問

数学で多少力がついてきた生徒がする質問に、解法についての質問がある。 解き方を教えて欲しいなどというつまらないものではない。 「模範解答を読んで、ここまでは理解できた。 でもこの次の行からが、どうしてこの解法を選ぼうと考えるのかが分からない」…

本気の本物には線一本でバレる

学力が高い生徒は、綺麗な線を引くことが多い。 フリーハンドで問題文に線を引く時に、線がぶれない。 ノートに簡単な表やグラフを書くときの直線が崩れない。 ペンをしっかり握って集中しているから。 集中しないで学力が伸びるわけがない。 どこからどこま…

二物を与えられずとも

慶應義塾高校の野球部が夏の全国大会で優勝したそうだ。 慶應義塾大学といえば東京のイメージだが、慶應義塾高校は神奈川県横浜市にあるので、神奈川の高校となる。 スポーツ推薦でも内申が38点が基準なので、野球部志望の生徒も学力を磨いて進学する。 9教…

パラメーターを上げる

夏にこちらに帰省していた大阪の生徒が帰っていった。 久しぶりにじっくりと教室で過ごしてもらって、満足したようだ。 最後は僕と改めて学習についての総論を話していった。 やっぱり学ぶことは楽しい。 知らないこと・知りたいことを知るのが楽しい。 分か…

考えないから賢くならない

学力が伸びない生徒はひたすら考えない人生を選んでいる。 例えば、「なぜその行動をとるのか?」すら考えない。 問題演習をする時に、なぜ問題演習をするかを考えない。 とにかく目の前の問題を「片付ける」ことだけしか頭にない。 だから雑に解くし、雑に…

最低限の指示に従うことから

当たり前の話だが、伸びるのは真面目な生徒からだ。 この場合の真面目とは、指導通りに行動することから。 何度もここに書くが、僕は最低限かつクリティカルなこと以外は指示をしない。 生徒から方針の相談があればそれにはじっくりとのる。 しかし、まず第…