青木学院ブログ 別館

Not STEP, not Rinkai, my brother. Do you know AOKI?

外部世界を受け入れよ

自分の力でできることを増やす。

 

そのためには他人の力を十分活用するのが早い。

 

最初から何でも自分でできるわけではない。

 

全部を自力でやろうというのは、手間がかかりすぎて意味がない。

 

少なくとも受験については試験日という締切がある。

 

そこに間に合わせたい=合格したいのならば他人の力が必要だ。

 

教科書・参考書・辞書で十分に調べて、読み込む。

 

分からない問題をちゃんと塾長に質問して、分かるまで食い下がる。

 

そういう、自分の外にある知識や技能をドンドン取り込まねば自力は上がらない。

 

一度注意されたことをずっと心に留めて、自分の弱点を克服する。

 

新しく教わったことを一つでも多く覚えておけるように、何度も見直す。

 

外部世界を拒絶してやりたいようにやるなら、成長は遅いよ。

 

神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。

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行列は去った 複素数平面が来た

今朝タイムラインを眺めていたら、久しぶりに行列の話を目にした。

 

僕が高校生の頃、数学には行列と呼ばれる分野があった。

 

逆行列だの固有値だの固有ベクトルだの回転だの、ひたすら懐かしい。

 

卒業以来顔を合わせていなかった同級生に会うようなものだ。

 

しかも相手は全く変わらないままで。

 

大学入学後も工学部の授業で使われた内容だったが、現在は高校で学習しない。

 

今の高校では複素数平面という学習があるが、あれは僕が高校生の頃はなかった。

 

数学のような学習でさえ、時代によって変化がある。

 

自分が高校生の頃は〜という昔話は通用しない。

 

だから僕は、ちゃんと複素数平面の話も講師を始めてから学習した。

 

それはそれとして、懐かしい行列。

 

久しぶりにちょっと参考書でも読んでみたくなったな。

 

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自分のこととして受験をする

今日も生徒に、自分の学力が一番関係するのは自分の人生だという話をした。

 

志がある生徒だし、素質もある生徒だ。

 

それでもまだ、自分を律して追い込む段階からは程遠い。

 

それは受験が自分の人生の一部だということを芯では理解していないから。

 

これまでの失敗があっても、それが人生を閉ざしていないから。

 

閉ざされた経験がある人間だけが、本当に理解できる。

 

そしてそこからでも人生はまだまだ続いていく。

 

たかが高校、通過点だ。

 

入学後の3年をどう過ごすかのほうが大事だ。

 

それでも、合格のためにまず全力を出す経験はもっと大事だ。

 

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声も目も字も子どもの理解のため

教室に入ってくる時に、挨拶をする。

 

その時の声で測れる情報があるからだ。

 

一番分かり易いのは、もちろん健康状態だ。

 

健康であることは、生きていく基本だ。

 

自分にできる限りの範囲でいいから、健康であることを目指そう。

 

健康だからこそ学習の継続が可能になる。

 

安定して学習し続けられる状態かどうかを、挨拶から確認する。

 

同じようなことはノートの文字から測れることもある。

 

安定したメンタルでない日は、文字が乱れることがあるからだ。

 

もちろん、どうしても挨拶できないなら事前に言ってくれればそれでいい。

 

目を見て判断するようにする。

 

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経過を突き詰める

結果が欲しい。正解したい。

 

その欲望はよく分かる。

 

だが、そこに拘泥するから結果が出ないし正解できない。

 

しかも肝心要の時に。

 

結果は原因と幸運によってのみ導かれる。

 

どちらを操作しやすいかと言えば、原因だ。

 

つまり、結果の前の経過をどれだけ良いものにするかで結果が変わる。

 

だから、毎日毎日ノートの途中式をチェックして生徒に改善点を見せる。

 

答えが正解して丸をつけている生徒の答案も、途中式がダメなら突き返す。

 

幸運を練習で使っているようでは、話にならないからだ。

 

幸運は人事を尽くした後でなければね。

 

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自分で動ける子供の育て方は

学力が高い/高くなる子供は、人任せにしない子供だ。

 

自分のことを自分で考える。

 

自分のことを自分で決める。

 

自分のことを自分でやろうとする。

 

それらを上手くやれるかどうかは別として、だ。

 

とにかく自分が動くことの大事さを、生きている中で分かっている。

 

人任せにしてろくなことにならないこと。

 

人任せにしても何も起きないこと。

 

それらを十分理解している。

 

発話するときでも、答案を書くときでも、自分がやれる限りのことをやる。

 

それは親が適切に「助けない」ことを選んできたからだろう。

 

親が助ければ助けるほど、自分で動かなくても生きていけると生徒は学ぶ。

 

マイナスの成功体験を積み続けるのだから、マイナスの結果が出る。

 

自分で動かない生徒として生き続けるから、学力は伸びない。

 

だから、親がちゃんと子供を助けないことを選ばなくてはいけない。

 

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生徒に見せるために解く

生徒にたまに話すが、僕は自分自身で凄く大きなことをしようとは思ってない。

 

ただ、眼の前の生徒と一問を大事にして楽しもうとしている。

 

生徒にも、まず目の前の一問を大事にして楽しんでほしいからだ。

 

どうしようもないこと以外は、必ず理屈で説明する。

 

例えば犬をなぜ dog と呼ぶのかはどうしようもない。

 

でも、一つでも多く物事の仕組みを伝えようとする。

 

それは生徒に仕組みを捉えられる人間になってほしいからだ。

 

不明なことであれば根拠を探して見せる。

 

辞書をどういうタイミングで引くかも見せる。

 

それぞれの生徒に見せている面は違うが、今身につけてほしいことを見せる。

 

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