青木学院ブログ 別館

Not STEP, not Rinkai, my brother. Do you know AOKI?

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

自己暗示をかける

人間は自分で自分を幸福にし、自分で自分を不幸にする側面がある。 幸福になるか不幸になるかはいくつかの要素で決まる。 そのうちの一つは自分を幸福だと考えるか、不幸だと考えるかだ。 そもそも、幸福も不幸も感情的判断が大きい。 自分の状況を幸福だと…

諦めの良さと諦めの悪さ

学力が上がるか上がらないかの一つの境目は「なんとかしよう」だ。 学力上がる生徒はトラブルにあった時に「なんとかしよう」で動く。 トラブルが起きた状況で何を優先し、何を優先しないか。 そこを見極めて打てる手段で最低限の結果を取る。 いつでも100点…

二番目に高い山

成功をおさめるには抜きん出る必要がある。 並大抵のことをやっていて成功しようというのは難しい。 他人と同じようなことをやっていれば原因が同じだ。 似たような結果に止まる可能性が高い。 自分が圧倒的な能力を備えているか、他者がよほど間抜けである…

大事なことは何かを自分で確認する

物事の選択で成功したければ、優先事項をブレさせないこと。 自分が何を求めているかがハッキリしていれば、何を選ぶかが決まる。 何を選ぶかが決まっているから、行動がスムーズになる。 僕がビジネスホテルを選ぶときの基準は「気持ちよく仕事ができる」だ…

ジョン万次郎

思考実験が好きだ。 と言うより、普段からずっとそればかりしている。 「ジョン万次郎を大河ドラマに」という看板を見た。 地方に行くとご当地出身有名人を主人公とした大河ドラマにしたい人がよくいる。 これまで大河ドラマになってきた歴史上の人物と比べ…

脳内に僕を置く

自分がどのような状態かを自分で把握できるようになれば、行動ミスは減る。 客観的と言えなくもないが、実際には冷静な主観程度が限界だろう。 本当に誰の立場にも立たない観点は、人間には取れない。 他者の立場から見るのも他者の主観だ。 生徒にとっての…

変化は必ず起きる

今日は研修・講演・質問対応などZoom漬けだった。 この5年で時代が確実に変わった。 変化など思いもよらないことがきっかけで突然起きる。 いや、本当は予兆が世界のあちこちには有った。 ただ、その情報をちゃんと持っていた人間と、そうでない人間がいた。…

熱い鉄を作れ

鉄は熱いうちに打てという言葉がある。 極めて正しい。 その上で、じゃあ鉄を熱すればいいじゃないかというお話だ。 鉄が放っておいて熱くなることなどなかろう。 鍛治が鉄以上に熱い火を使って、鉄を熱しているから鉄は熱くなる。 子供が鉄なら、大人は鍛治…

せっかくだから

見ようとする人間と、何も考えない人間では同じ時間で差がつく。 海外からのお遍路さんは、日本人と比べて熱心に色々と見て回るそうだ。 説明を熱心に読んだり、仏像をよく観察したり。 滅多にない機会をせっかく来たのだから、フル活用しようということだろ…

公平な勝負

人生は常に不平等だ。 誰一人、何一つをとっても完全に平等なことはほぼない。 夫婦親子兄弟姉妹と言えども、これはない。 そこでどれほど不平等を嘆いても、特に何も起きない。 愚痴を言うことで時間が減るだけだろう。 でも、公平であることはある。 一つ…

思い込みは思考停止だ

答案を書くときに思い込むのは危険だ。 難しい問題、解けない問題だと思い込む。 あるいは逆に、よく分からないけど自分が考えた手順で正解が出ると思い込む。 思い込んで決めつける方が楽だが、その楽は未来がない。 思考を停止しているのが思い込みだ。 考…

正々堂々と学習する

正々堂々とやって勝つのは褒められる。 卑怯に勝っても褒められないことがある。 正々堂々やって負けても誰かは認めてくれる。 卑怯に負けると何も残らない。 そう考えれば、正々堂々でやっていくのが1番割がいい。 目先の勝利を優先して卑怯にことを進めて…

凄いものを知る人間になるために

僕は中学受験も高校受験も大学受験も大学院受験も経験した。 大学院受験については文系も理系も体験した。 だから受験については通り一遍のことは感覚がある。 でも大事なことは「体験してないことも理解できる」ように学ぶことだと思ってる。 体験しないと分…

ただのダダ

それでも、もし大逆転をしたいと考えるなら。 成功率を少しでも高めるだけだろう。 大逆転をしたいなら、それ1つにこれまでに無いほど打ち込む。 大逆転をしないといけないのに、生活の中で他のものにコストをかけるのは筋がない。 大逆転したいほど大事なも…

誤差しかない

目標達成が危ぶまれたり、目標と大差がついていたり。 生きていればそんなことはいくらでもある。 そこで一発逆転を狙う人間がいる。 しかしそれは決して成功率が高くはない。 成功率が高いなら、それがスタンダードになっているはずだ。 成功率が高くない作…

学力を伸ばすために口にしてはいけない言葉

「これはやらなくてもいいですか?」 この台詞を口にした途端、子供の未来が一歩閉ざされる。 一つでも多く手抜きをしたい、楽をしたい気持ちから出る言葉だからだ。 教科書も参考書もワークも、吟味されて磨かれたものだけが掲載されている。 ページの都合…

余裕が物事を好転させる

余裕を持っておけば、トラブルに対応できる。 不測の事態が生じても、結果をちゃんと得られる。 早くからテストに向けて学習しておけば、病気になった日があってもリカバリーできる。 思わぬ苦手な分野に出会っても、ちゃんと準備ができる。 急用が入っても…

余裕を持って学習する

テストでいい点数を取りたいなら、ギリギリを狙ってはいけない。 ぶっつけ本番でなんとか!が通用するのは簡単なことだけだ。 例えばテスト直前の日曜日にようやく学校のワークが1周終わるのは遅い。 ギリギリを狙いすぎだ。 高い評定に繋がる高得点の答案は…

覚える・思い出す・説明する

覚えているとはどういうことか。 第一歩としては説明できるという状態だろう。 「比の問題はどうやって解く?」 「比の1が実際の値のいくらになるかが分かればいい」 例えばこういうレベルの説明ができれば、ほぼ問題ない。 実際に数式を扱う時には複数パタ…

指示を守ることから

指示を守って行動するのは学習の基本だ。 問題文の指示通りに答案を書かねば正解に行き着かないから。 解くときだけ指示を守るのは指示を守る癖がつきにくい。 だから、インプットの段階から指示を守るように生徒に言う。 読むべきところを読むように指示す…

応援される人間になれ

生徒たちには応援される人間になってほしい。 人間が自分ひとりで出来ることなど、たかが知れている。 誰かの力を大なり小なり借りることで、ようやく何某かの成果を得る。 だから、誰かの力を借りたり応援されたりする人間になってほしい。 自分が何者かで…

ナポレオン曰く

無能な連隊があるのではない。 無能な連隊長がいるのだ。 というのはナポレオンの言葉だったか。 学習しない子供がいるのではない。 学習させない大人がいるのだ。 子供に学習と向き合わせる。 子供が学習するまで辛抱強く待つ。 そうさせない大人がいるのだ…

自己鍛錬型が超ド級になる

学力が伸びない生徒は、計算の練習をしない。 基礎練習を怠るものに神が微笑むことはない。 スマホを置いて練習をしろ。 学力が伸び悩む生徒は、計算の工夫をしない。 工夫を怠るものに神が微笑むことはない。 1問でも多く工夫をしろ。 学力が突き抜ける生徒…

猿の惑星/キングダム

学びは続く。 今日観てきた『猿の惑星/キングダム』の中に出てきた言葉だ。 学んだらすぐ成し遂げられるわけではない。 一度学んだことであっても、それがどこまで正しいのかは言い切れない。 今分かること、今言えることはここまで、と割り切るしかない。 …

大問ごとに丸つけ

ノートの答案を見れば、基本動作の一部が見える。 うちの塾の基本動作の一つは「丸つけは大問ごとに」だ。 4つの大問をまとめて丸つけするとどうなるか。 同じ原因の間違いを4回する可能性がある。 言わば失敗の経験値を増やすことになる。 しかし大問1つご…

量に妥協しない

ブラインドタッチでキーを叩く時に考えている人はいない。 最初は考えて確認しながらキーを叩いていても、いずれ考えなくなる。 思考の速度にキーの動きが追いつくために早くなる。 そのために必要なのは才能ではなく訓練量だ。 最初は細かく考えて確認しな…

大学生からの質問

たまに、塾を卒業した大学生から質問が来る。 卒業しても頼ってもらえるのはちょっと嬉しい気持ちもある。 僕のことなどスパンと忘れて自由に学んでくれても、それはそれでいいのだけれど。 でももっと嬉しいのは、大学でもちゃんと学習しているのが分かるこ…

母の日

生徒が花をプレゼントしてくれた。 母の日だからということだ。 僕は母性的な人間ではないが、何となくそう思うところがあるのだろうか。 塾講師の生徒への愛情など、母親からの愛情に比べれば誤差にも等しい。 でも、生徒の未来を真剣に考えている点では負…

正負の数から時差へ

中1は時差の問題に取り組んでいる。 時差の問題を解く時に、正負の数の計算が身についていると楽だ。 使わなくても解くことはできるのだが、より正解率が安定する。 そう考えると、やはり学校の教科書のシステムはよく出来ている。 教科書を執筆しているスタ…

「やればできる」は危険だ

「やらなかったからできないだけだ。」 「やればできる。」 これは非常に危険な考え方だ。 やっていない自分を肯定してプライドを保っている。 失敗に対して予防線を張る考え方だ。 セルフ・ハンディキャッピングという。 やった上で失敗することを恐れて、…