「映画それいけ!アンパンマン ばいきんまんと絵本のルルン」を観に行った。
映画中毒の僕とはいえ、アンパンマンまでは守備範囲ではない。
ではなぜ観に行ったのか?
それは予告を見てしまったからだ。
不倶戴天のライバルに助けを求めるばいきんまん。
これは熱い映画になるに決まってるじゃないか!
そう思って観に行った。
予想通り、ある意味では予想以上に熱い映画だった。
メカも無い、メカを作る道具も無い中で圧倒的な敵に立ち向かうばいきんまん。
無いものは作ればいい。
揃わない材料は工夫で補えるだけ補えばいい。
それを黙々と独力で続けるばいきんまん。
勝利しても何も得られるわけではないのに、助けると決めた相手を助ける。
そのためには見栄もプライドも捨ててライバルの力も借りる。
見せ場は他人に取られても、そこに不平不満を言わずに笑って去るばいきんまん。
最高じゃないか。
もちろん、ばいきんまんはワガママだし迷惑をかける。
そこはどうやってもダメなんだ。
それでも、あの不撓不屈・創意工夫の精神。
そこだけでも少なくとも今回のばいきんまんは格好良かった。
あの諦めの悪さ、挑戦し続ける姿勢の美しさは子供たちに見てもらいたい。
派手なヒーローじゃなくていい。
美しいチャレンジャーであってほしい。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。