僕の世代はインディ・ジョーンズシリーズを楽しく観た世代だ。
なんだったら、正月の隠し芸番組で井上順さんのパロディーも含めて。
冒険とか考古学とかに夢を膨らませたものだ。
そんなインディ・ジョーンズシリーズの最新作にしておそらく最終作を観た。
生きていればいろんなものを選ぶ。
裏を返せば、生きていればいろんなものを諦める。
自分がなんとかしたくて手に入るものもあれば、気づいたら失っているものもある。
自分で選びとったはずのものもあれば、よく分からないものに選ばされたものもある。
それでも、諦めようとしても自分の気持ちで諦めなかったもの。
諦めたはずなのに、謎の力で手の中に残されたもの。
そういうものだけが自分の人生なのだ。
取り返しのつくこともあれば、取り返しのつかないこともある。
それでも全てを捨て去っては生きていけない。
そういう映画だった。
主演のハリソン・フォードの老いも含めて、味わい深かった。
なお、「ひでえ誤爆 like 奈津子の字幕」でお馴染み戸田奈津子の誤訳は健在だった。
アナゴをウナギと訳してるもんだから。
あの人は本当に後悔を知った方がいい。
あと、このサブタイトルはどうにかならんもんか。
ハリー・ポッターじゃないんだから「と」はやめてほしい。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。