自分が子供の頃に比べたら、現代の方が絶対に自分が賢くなれると強く思う。
理由はいくつもあるが、一つには圧倒的な検索環境がある。
大昔昭和の時代であれば、調べ物は辞書/辞典しかなかった。
令和の現代では辞書/辞典の種類も大幅に増え、引きやすいものも増えた。
さらにはネットだ。
検索を適切に行えば画像や動画で様々なことが調べられるようになった。
先日生徒と話をしていて思ったが、電車の時刻表や経路の検索だってそうだ。
大学時代に静岡から神戸まで新幹線を使わずに移動したが、あの経路などどうやって調べたのか。
今となっては皆目見当がつかない。
現在ならGoogle検索であっという間に経路も交通費も算出できる。
話を戻す。
知りたいことがあったら、現代の子供達の方が圧倒的に多くのことを短時間に知れる。
でもそれには、条件がある。
調べる行為や質問する行動に慣れているかどうか。
その習熟力が問われる。
Google検索だって、適切に検索しなければ欲しい情報には手が届かない。
便利な道具があるからと言って、誰もが賢くなれるわけではない。
それは質問だって同じことだ。
質問する時からどう頭と言葉を使っていくかの訓練をしておかねばならない。
適当な単語を並べただけの質問で答えが返ってくるような環境を用意しては、力を伸ばせない。
日頃から子供とちゃんとした「対話」で子供の脳を鍛えてなんぼなのだ。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。