闇雲に受験をしてはいけない。
とりわけ中学受験はそうだ。
単純に倍率だけの話をしても、公立高校受験は1.2倍ほどだ。
大半の生徒は受験して合格する。
私立高校を押さえておけば、進学先も必ずある。
３年間丁寧に学習すれば、大学受験で巻き返すこともできる。
そしてほとんどの中学生は、高校受験を体験する。
逆に言えば、これを回避するのは難しい。
しかし、中学受験はそうではない。
倍率も高く、不合格になることも多い。
むろん公立小学校に進学できるが、そのショックを受け止められる子供も、そうでない子供もいる。
日常の学習は受験を意識すればハードにせざるを得ない生徒も多いから、生活は縛られる。
それを乗り切るだけの子供の精神的成熟がなされるかは不確かだ。
中学受験を考えるならば、小学校に入る前から子供を観察するべきだ。
我が子がどのようなときにどう考えどう行動するのか。
そこに知的好奇心や耐久性はあるか。
そこに語彙力や数理判断は見えるか。
そこにメンタルタフネスは見えるか。
学校のテストは楽勝で乗り切れる学力があるか。
それらに合わせて、子供と受験について意識共有を行うことが不可欠だ。
特に意識共有。
まだまだ精神的に子供なのだから、大人のような視点では受験を判断できない。
それをコントロールするだけの熱量が、親には必要だ。
中学生になって自分の人生が少し見えるようになるだけでも、だいぶ楽になるのが高校受験だ。
高校受験の時点でメンタルが相応に成長していないようだと、大学受験がピンチになるわけではあるが。
人気の学校であれば問題の難度は相応に上がる。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。
