「問題文で聞かれたことに答える」のが答案作成の基本だ。
そこからもう一歩先に進むと「何を言えたら正解になるのか」を考える段階になる。
例えば今日生徒から質問された問題は「三平方の定理を成り立たせる整数の長さの辺で作られる三角形の面積は偶数になることを示せ」だった。
そのためには二辺の積が4の倍数であることを示す必要がある。
そのためには二辺の偶数奇数の分配を確認すればいい。
そのためには、と。
こんなふうに遡って考えて答案を作る。
欲しい結果のために原因を作っていくわけだ。
こういうところが、筋道だった考え=論理の力が必要だということだ。
そしてこういう思考は、すべての学習で役立つものだ。
おまけに大人になって仕事をする時にだって役立つものだ。
数学を通して論理の力を鍛えて、いい仕事ができて感謝される大人になれる。
数学を徹底的にやる理由はこれで十分だ。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。