泥くさくやるのも継続という才能かもしれない。
これは、肉体的に埋めがたいものではない。
スポーツであれば肉体の差は遺伝で決まる部分が大きい。
僕の遺伝子でなにをしようが絶対に身長が2メートルにはならない。
学習にも遺伝子が作用する部分は必ずある。
どうしても学習に向かない人間もまた、いる。
それはそれで認めていかなくてはいけない。
誰でも学習すれば医学部合格というわけにはいかない。
我が子にどうなって欲しいか、どこまでいけるかを親御さんにも見極めてもらいたい。
ここまで我が子が伸びるはず、というところを観察してもらいたい。
もちろん向いていないなら、別の身の立て方をとるだけだ。
どんな形で社会に関わって、どうやって生きていくか。
理容師になるのに、さほどの学はいらない。
でも手先は器用でなくてはいけないし、お客さんとの接し方を細やかにできなくてはいけない。
そういうところを磨いて立派な理容師になることだって、素晴らしい。
得意なこと、やりたいことは何?
そこを観察することからだ。