将棋のお話。
藤井聡太竜王名人が、8つ保持していたタイトルの一つ叡王を失った。
対戦相手は同学年の伊藤匠七段。
ここまで藤井竜王名人はタイトル戦で負け越したことがなかった。
伊藤叡王はプロ入り後の公式戦で、叡王戦まで藤井竜王名人に勝ったことがなかった。
10連敗。
叡王戦の初戦も負けた。
11連敗。
それでも伊藤叡王は勝ち越して、初めてのタイトルを手にした。
ちなみに藤井竜王名人ばかり注目されるが、伊藤叡王もまたべらぼうに強い棋士だ。
21歳で将棋界の8大タイトルに挑戦し、獲得しているのだから。
10連敗した相手に対しても丁寧にやれることを積み上げて、タイトルを獲得。
負けた続けた後にでも、何にも絶望せずに行動し続けるのは並大抵のことではない。
負けた後、何を子供に話すかとはそういうことだ。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。