立体図形の断面図問題などは苦手な生徒が多い。
具体的に断面を作ったことがないからだろう。
どうなっているか想像だけでなんとかしようとしてはキツい。
ならば、ちゃんと具体的に体験したほうがいい。
できるだけ早い時期に。
ベストなのは粘土細工でやってみること。
粘土で立方体を作って、断面は釣り糸でカットしてあげれば安全だ。
実は僕は小学生のころにこれをやって遊んでいた。
だから、どこをどう切ったらどうなるかは粘土をイメージしたらすぐに分かった。
その意味では理屈より先に体験でなんとかしたようなものだ。
これが大事だと思う。
学習の初期段階でいきなり抽象的なことをやらない。
まずは浴びるほど具体的体験を得ていく。
その中で、ふと抽象的概念に触れる。
そうするととっちらかった世界が一気に秩序を持って並ぶ。
これが快楽になる。
そうなったらもう、算数は怖くないのだ。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。