しつこくやるかどうかは、凡人の領域においては大差を生む。
例えば平行四辺形の性質を学習するとき。
平行四辺形には定義も含めて5つの性質があると教わる。
1.2組の対辺がそれぞれ並行である。
2.2組の対辺がそれぞれ等しい。
3.2組の対角がそれぞれ等しい。
4.対角線が互いの中点で交わる。
5.1組の対辺がそれぞれ並行で等しい。
これを学習したときだけハッキリ覚えていて、あとは復習をしないのが凡人だ。
この話を、平行四辺形を見かけるたびにしつこく思い出す練習をする。
まず5つの性質だったという数を思い出す。
そして順番に5つ思い出そうと試みる。
思い出した後に、問題を解く。
思い出せないものがあったら、思い出した数をメモした上で問題を解く。
そして丸つけの時に、平行四辺形の性質を調べ直してメモする。
ことあるごとに、好きあらば復習する。
そういう執念深さで、差をつける。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。