去年見た映画の中で最も僕が強く感情を揺さぶられてもののうちの一本が「RRR」だ。
日本で公開されたインド映画の中でも特に評価が高いものだ。
これまでは字幕版しかなかったが、日本語吹き替え版が7月28日から上映開始となる。
イギリス植民地支配時代のインドに実在した独立運動の主導者たちがいる。
歴史では邂逅しなかった彼らがもしも出会っていたら?という架空歴史物だ。
絢爛豪華なアクションも、対比を意識したストーリーも、本当に見応えがある。
ちなみに一般にインド映画として多くの日本人が思い浮かべるのは、「ボリウッド映画」だ。
ボンベイ(ムンバイ)を中心として作られ、ダンスミュージカルシーン多めでギラギラしている。
ヒンドゥー語を用いる人々が主となる。
「RRR」は「トリウッド映画」と呼ばれるもので、ミュージカル要素は控えめ。
インドの南北での文化の違いがここにも見られる。
ストーリーについては事前情報など特にいらないので、行って感じてくれればいい。
上映時間が3時間と長い作品なので、トイレだけは事前に済ませておくこと。
そしてできればこれをキッカケに、少しでいいからインドのことについて調べてほしい。
教科書、図鑑、事典、何でもいい。
見て終わりでは面白くないからね。
テストと同じで、終わった後にどう振る舞うかはとても大事だ。
「RRR」を見るためなら、夏期特訓を半日サボっても構わないから。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。