ある受験生がほぼ毎日、開店から閉店まで教室で粘っている。
12時間全く隙なく集中し切っているとは、言わない。
でも、夏前までと比べて一段登った取り組みになっているのは分かる。
もっと早くからそれをやれよ!と思ってはいるが、言わない。
過去は変わらないので論じないでいい。
少なくとも今じゃないはず。
どんな生徒でも、同じ学年の誰かと比べて、学力の差がついていることは絶対にある。
そこで勘違いしてはいけないことがある。
その差が才能や環境によるものだということだ。
個人の間に才能の差はある。
環境の差もある。
それら変えられない差と同じように、行動の差もある。
あくまで僕が観測している範囲ではあるが、才能の差よりも行動の差は大きい。
例えば毎年うちの生徒は100時間を軽く超える学習を教室でする生徒が何人もいる。
日数だけで言えばよそより短い期間に、200時間を超えた生徒もいる。
同じ期間で50時間しかやらなかった生徒の2倍や4倍になる計算だ。
学習についての才能の差が2倍だの4倍だのということがあるか?
そういうことも無くはないが、そのレベルなら志望校が違うのでライバルたり得ない。
自分の目標を達成するためには、才能がそこまで差がついていない生徒よりよい行動をすればいい。
少なくとも才能の差を理由にして諦めてしまうよりはマシな未来になる。
環境の差?
うちの塾に来ているのに環境が不足なの?
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。