一つでも多く、理由を探しにいくことが子供を賢くする。
短歌の鑑賞文を演習した生徒がノートを見せてくれた。
「疑問を抱いた」という誤答に対して「不安を抱いた」が正答という記述問題だった。
学力が伸びない生徒は、模範答案の「不安」を書き写して終了する。
右にあるものを左に写しただけだ。
これで賢くなることはない。
頭を使って考えて初めて賢くなる。
大事なのは、なぜ疑問よりも不安の方が答案として良いのかという理由だ。
今回はそこについて生徒と話をした。
生徒も自分なりに考えたことを話してくれた。
感覚で処理できている部分が見えたので、少しだけ言語化の補足を伝えた。
こういうやりとりを通して、生徒に考える癖をつけてもらいたい。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。