計算の工夫を大きなこと、特別なことと捉えては面白くない。
小学生の統計の問題で、小数第一位までのデータを扱うものがあった。
平均を取るために総和を出そうとしていたが、手順が素直すぎた。
出てきた数字をそのまま順に足していっている。
計算が煩雑になった結果、間違ってもいた。
こういうときは、工夫をし始める契機だ。
多数の和を考えるときには、位が小さい部分の和で0を作っていく。
3.1+3.9=7などがあれば優先するイメージだ。
小数点が絡むとミスが増えるなら、1秒でも早く小数から逃げる。
そういう風にミスの根本を叩く手段をずっと取り続ける。
工夫をしようというときだけの工夫ではない。
いつでも工夫し続けてこそミスは減る。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。