生きていれば体の傷も負うことがある。
それと同じように心の傷も負うことがある。
致命傷でなければ体の傷は回復する。
それと同じように心の傷も成長の一部となる。
乗り越えられないほど深い傷を子供に追わせるのは教育ではなく虐待だ。
しかし、乗り越えられるのであれば傷を負ってみてもいい。
自分が辛いことを経験し、それを乗り越えることで他者への共感が生まれる。
自分がどうやったら辛いことを乗り越えられるかが経験値になることもある。
その先の人生でどうやって苦難を乗り切るかのノウハウが得られる。
そのようなことをなしに大人になっても、苦難を乗り越えられない。
子供の頃の失敗や挫折は、取り返しがつく場面がいくつもある。
中学受験や高校受験が思うようにいかなくても、人生はなんとかなる。
大学受験で取り返すこともできるし、大学院だってある。
大人になって初めて失敗や挫折をすると、乗り越えるのに時間がかかる。
子供の頃にいかに適切に失敗し挫折してもらうか。
そしてそれを乗り越えるべく悪戦苦闘してもらうか。
それは人生においてなかなかに重要なことだ。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。