パズルゲームの広告を見た。
同じ絵柄を合わせて消すタイプのものだ。
どうということはないのだが、広告を見ていて考えた。
広告のサンプルプレイが、下手なのだ。
毎回くだらないミスをして、うまくいかない様子を見せている。
これはなぜか?と考えた。
成功した方が爽快感があっていいだろうに、どうして失敗を見せるのかと。
真意は定かではないが、一つの考えに至った。
それは「失敗を見せた方が客に『下手だな!代われ!自分ならもっとうまくやれる』と思わせられる=プレイしたくさせる」というものだ。
友達とゲームをしていて、横で見ている時の気持ちと似ているやつだ。
さて、子供がまだ小さい時期に限る接し方の一つに、うまくのせるというのがある。
大人がやっていて失敗したようなことも、子供はやりたがる。
細かく言えば、ちょっと成功して最後に失敗してみせるような形だ。
成功を見せることでノウハウのヒントを出し、怖くないかもと思わせる。
その上で失敗してみせることで、失敗しうるものだと伝える。
これなら子供も自分ができるかもと手を出しやすくなる。
そして仮に失敗しても、大人と同じなので自尊心の傷つきを少し防げる。
失敗した後に、一緒に考える機会もあり得る。
こういう手順で子供をうまくのせて、学習行動をやってもらうのもいい。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。