僕個人の思い出では、家族とボードゲームに興じたものはあまりない。
それでも、父とのオセロは折に触れて思い出す。
小学生のクリスマスにうちに来たオセロで、何度も遊んだ。
我が父はこの手の遊びについて全く容赦も大人気もない人だった。
だから僕は何度も負かされたし、悔しがらされた。
あまちゃんな僕にはそれは大層な負けっぷりだったが、それでよかったと今は思う。
人生には思うようにいかないことがあること。
負けても何度でも挑戦できること。
自分が工夫して考えれば少しずつ物事は上手くなること。
大人は割と優しくないこと。
そういう諸々を僕はオセロを通して理解していったんだろう。
それらは僕が後に学習を深める際に糧となってくれたと今は思える。
我が父がそんな高尚なことを考えていたかどうかはさておきですが。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。