大人も子供も習慣の生き物だということに変わりはない。
子供達の答案を見たり、子供達と話をしていてしばしば不可解なことがある。
塾長「この問題に答えてください」
生徒「Aです」
塾長「違います。考え直してください」
生徒「Bです」
塾長「違います。考え直してください」
生徒「Aです」
このやりとりだ。
一度却下されたことを、なぜまた口にできるのか。
ヘタをするとBをはさまずにAを連打してくることさえある。
幼児ならまだわからなくはない。
小学生になってこれをやるというのは、どういう恐ろしい習慣で生きているのか。
ダメなことでも、ゴリ押ししたらなんとかなると思っているのか?
正解か不正解かはルールに基づくものだ。
ルールはゴリ押しして曲げるものではない。
こんな当たり前のことが認識できていない。
こういう状態のまま大人にしてしまえば、どんな社会になるか。
考えるだけで恐ろしい。
公の場で自分の要望をごり押しするみっともない生き物が増えるのだ。
ルールへのゴリ押しを我が子に許してはいけない。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。