提案と指示は違う。
僕は生徒に対して提案も指示もする。
提案は「こういう風に考えてもいい」「こうしてもいい」ものだ。
それはある程度良いものだとして伝えるが、別案があるならそれでもいいと伝える。
例えば僕は受験校については基本的に生徒・ご家庭の要望が全てだ。
僕からどこの高校・大学を受けてくれという話は一切しない。
通うのは生徒で、お金を出すのはご家庭だからだ。
もちろん「これこれの希望を叶えるにはどういう学校がいいか?」と聞かれたら提案する。
その上でその提案を採用するかしないかは全く頓着しない。
ご自由にどうぞ、だ。
一方で指示は絶対に守るべきこととして伝える。
それを守らないのは許さない、というラインを引いている。
そのラインを踏み越えたら絶対にダメだ、と僕が考えていることのみが指示だ。
ノートの使い方でも教材でも、今この指示を守ってもらわないとまずい、ということは絶対の指示として出す。
だから僕が指示した内容を守っていない瞬間から、お説教になる。
ただし、言葉にして伝えて「これは絶対にそうしてくれ」と伝えるまではお説教しない。
指示されていないルールはルールじゃないからだ。
そして学力が伸びない生徒は、指示を守らない生徒だけだというのが事実なのだ。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。