学習において楽をするのがいけないのではない。
楽をして学力を上げないのがいけない。
楽をして学力が上がるなら、それは正しい選択肢の一つだ。
例えば英語の教科書を音読するのと、書き取りをするのは労力が違う。
どちらも100回やれば相応の学力にはなる。
しかし、100回手書きをするのは非常に骨が折れる。
ならば、書き取りではなく楽をして音読でもよかろうと言える。
楽をできる分で回数を稼げば、書き取りに負けないだけの学力になりうる。
これは、楽をして学力が上がるという選択肢だ。
しかし、楽を追い求めれば音読ではなく通読という選択になる。
通読と音読の集中力の差は大きい。
読んでいるつもりでも目がうわ滑って中身を確認していないことになりかねない。
これは楽をしているが学力が伸びないことになる。
楽をしてもいい。
でも、楽をした先に学力が上がる合理的思考がないなら、それは楽をしただけだ。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。