2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
人生には大切な時が何度か訪れる。 その大切な時に思うように思考し行動できるようにする。 ある瞬間が良ければそれでいいというものではない。 本当に自分にとっての大切な時がいつなのか。 それを考えて、日常の行動とする。 毎日音読するとか、毎日計算練…
将棋のお話。 藤井聡太竜王名人が、8つ保持していたタイトルの一つ叡王を失った。 対戦相手は同学年の伊藤匠七段。 ここまで藤井竜王名人はタイトル戦で負け越したことがなかった。 伊藤叡王はプロ入り後の公式戦で、叡王戦まで藤井竜王名人に勝ったことがな…
定期テストが終わった後にどうするか。 並大抵なら、定期テストが終わった後の週末に緩む。 それは学力を上げることを目当てとしていないから。 それはそれで人生の選択だろう。 学力を上げることを目当てとするなら? テスト明けの週末も淡々と学習するだろ…
早く始めたからうまくいった。 遅く始めたからうまくいった。 当たり前だが確率が高いのは前者だ。 行動の質×量で結果は大きく変わってくる。 早く始めたほうが遅く始めるより行動の量が稼げるのが当然だ。 質については不確定なら、早く始めたほうがいい。 …
自分のやり方で成功したいと考えるのは分かる。 それが一番気持ちがいい。 でも、実際にそうなる人間はそう多くはない。 年齢が上がって成功のハードルが上がるほど、達成率は下がる反比例だ。 ならば、選択の時だ。 自分のやり方を優先するか、成功を優先す…
苦手なことや、やりたくないことはある。 そういうものほど手を抜いてしまうのが普通の人間だ。 そして手を抜いた分の今一つな結果に出会う。 だからもっと苦手に感じて、やりたくないと考えるようになる。 螺旋を描いて落ちるがごとくそうなっていく。 とい…
中途半端な知識は答案をダメにする。 うろ覚えの知識で正解できることももちろんある。 しかしそれは失敗の可能性を十分にはらんでしまう。 正解率80%なら、2問解けば2問正解は64%だ。 1問正解は32%、2問ミスは4%だ。 その程度の正解になるのは、絶対に頼り…
急いでいるなら、他人より遅れているなら、遅いなら。 脇目も振らずに進むのが一番いい。 あちこちに視線がズレているから、ゴールに届かないで時間切れになる。 ゆったりやっていいなら、他人より先んじているなら、速いなら。 あちこちを見ていろいろな経…
正直が一番伸びる。 分かるなら分かる。 分からないなら分からない。 やったならやった。 やってないならやってない。 正直にそこを伝えてくれればいい。 お腹が痛くて医者に行く。 医者に頭飼いたいと伝えて、腹痛が治るわけがない。 ドカ食いをしたならそ…
今日は受験生と今後の戦略について話をした。 秋には今日の話し合いの結果が出ているはずだ。 6月も半ばを過ぎた。 あっという間に夏がやってくる。 もうすぐ夏期特訓のお知らせも出す時期だ。 今から大きく力をつけるには、夏をどう過ごすかがあまりに大き…
紙に書かれたものを見ると集中力が増す習慣がついている。 今日も外部の人が書いた書類の確認をしているときに、フッと目が止まった。 書類を指して「そこは違うと思うので、確認してもらえますか?」と伝える。 担当者さんは訝しげな様子だったが、しばらく…
同じ間違いを何度か繰り返していた中1が、最後に良いノートを見せてくれた。 それでいい。 たった一つのルールを理解して定着するまで繰り返す。 できるならそれが、締切に間に合うようにすればなおいい。 できるようになれば成長だ。 一日1つでも2つでもで…
学習は遠くと近くを見るとスムーズに進む。 遠くとは、学習の目標のこと。 学習した結果どんな未来を自分のものとするかを毎日考える。 目標を持たない日常を生きるのは苦しいことだ。 目標を頭に置き続けることで行動の推進力とする。 近くとは日常の具体的…
失敗しない時には2つのパターンが有る。 力があって成功した場合と、挑戦しなかった場合だ。 生まれつき力がある人間などいない。 挑戦し続ける限りいつかはちゃんと失敗する。 失敗を乗り越えた瞬間だけ、力がつく。 失敗そのものを恐れて挑戦をやめれば、…
有言実行は、ものごとの成功率を高める。 言葉にして出すことで、自分に言い聞かせ続けるから目的意識が上がる。 やる続けるために誰より大事なのが自分の意志だ。 毎日毎時自分に言い聞かせれば、自分を説得できる。 誰かに聞いてもらったり見てもらったり…
週末をどう使うかはとても大事だ。 学校の授業がないのだから、その時間をどう使うかに差が出やすい。 中高生の多くがそこを部活動に取られているのを見ると複雑な気持ちになる。 特に午前中についてそう思う。 午前中はなるべく新しいことに取り組むのがい…
やっぱり覚悟のある人間とそうでない人間は違う。 覚悟のある人間は行動が早い。 失敗しようがお構いなしに行動し続ける。 自分が立てた目標に対して誠実に行動し続ける。 周りから見れば大変に思えることだろうが達成だけを見続ける。 何かを差し出す覚悟が…
いかに学習を継続していくかということを考える。 多少の強弱があるのは構わない。 合格するその瞬間まで、学習を継続するときこそが学力が最大化される。 やらない日をいかに作らないか。 1日やらない日を作れば、同じ理由でまたやらない日ができる。 そう…
ここしばらく、いくつかのセミナーなどで他塾の先生とお会いすることがあった。 行く先々で、「もっと陽の当たるようになりましょう」という言葉をもらった。 期待でもあり、叱咤激励でもあろう。 期待にも激励にも応えたい。 とりわけ自分が心から敬意を払…
今は昔ではない。 昔であればできたことが、今はできないということはザラにある。 昔なら、歌手になるのに学校に行かなくても良かった。 昭和最大の歌手である美空ひばりも大学など行ってはいない。 言葉は悪いが学が無くてもなんとでもなった。 でも、現代…
定期テスト前の質問で、生徒の得点予想がつく。 ただ正答や正答の出し方が分からないレベル。 問題文の設定について別パターンを試考するレベル。 問題の背景について考えるレベル。 そういうものがどれだけの割合で出てくるかで、学習の深度が分かる。 文字…
中学生になって、鉛筆からシャープペンシルに切り替える子供たちも多いだろう。 そろそろ、最初のシャープペンシルの替芯が切れる頃かもしれない。 鉛筆は研げばよかったが、替芯がないシャープペンシルは意味がない。 消しゴムや赤ペン、ノートの予備と併せ…
ただ問題を解くのでは、学力は伸びない。 解いている時も◯をつけている時も、いかに頭を使うかだ。 考えながら物事に向き合わねば、決して賢くはならない。 正解していれば賢くなるというほど単純ではない。 例えば英語のワークを解いている時にも、考える。…
ここしばらくは色々と事務手続きなどが立て込んでいる。 大して事務仕事は好きでも得意でもないが、一つ一つ潰す。 好きか嫌いかだけで物事は進まない。 大人になってずっと好きか嫌いかを言っても、仕事にはならない。 子供たちの学習だって似たような面は…
自分なりの答案を書いてみて、改善点を求めてくるレベルになればいい。 それが正解していようが不正解だろうが問題はない。 回答まで辿り着けばいいが、そうでなくても足掻いた跡があれば構わない。 思考停止をするのではなく、自分なりのロジックで問題と組…
学力の伸びやすさ・伸びにくさの一つは執念だろう。 疑問に思ったこと・質問したことを一発で理解して身につけようという執念だ。 何度でも質問すればいいというのは事実ではある。 しかし、何度も繰り返す時間が惜しいのが受験生というものだろう。 そもそ…
小学生が粘り強く質問してくる。 だから僕も粘り強く教える。 質問しないで自分のやりたいようにやるのも、それはそれでいい。 しかし質問したほうがいい時期なら、そう伝える。 後はその指示に生徒が従えばちゃんと道が拓けるようになる。 僕は絶対に外して…
先日、高校生が「この視点から答案を書くと数学っぽい」と言っていた。 ちょっと面白い。 数学っぽいというのはあやふやな表現だ。 数学はあやふやなものではないので、そこは座りが良くない。 定義などがあやふやになって理解が進むこともない。 でも、答案…
高校生が英語の文法テキストの2周目に取り組んでいる。 この生徒には2周目には「1周目でミスした問題だけ」を復習してもらっている。 当然、2周目でもミスは出る。 それを3周目で潰せればいい。 何をどうミスしているのか。 不足している部分を言語化して、…
自分がやっていることをいかにプラスにするか。 今楽しいことをただやることも、人生に必要だ。 その上で、今楽しいことの割合が多くなりすぎれば成長はない。 僕たちは永遠に現状維持はできない。 小学生は中学生になり、高校生になる。 働いた大人も年令を…