今から40年ほど前のアニメ映画を観た。
40年前となると古臭くて観ていられないと思う人もいるだろう。
確かに色の塗り方など、時代の変化によって今とはだいぶ違うところもある。
しかし、演技の付け方の細やかさなどは流石だと思わされた。
例えば窓を開ける動作を1モーションで見せず、2つのモーションで見せる。
省略して1モーションで流したほうが楽に作画できるだろうに、そうしない。
人間の自然な動作では2モーションだから、手を抜かないで仕上がりを重視する。
コスパでものを測るのではなく、より良いものを作ろうとする。
流石はスタジオジブリの宮崎駿と「この世界の片隅に」の片渕須直だった。
神は細部にこそ宿るとはよく言われる言葉だ。
生徒たちのノートでも、細部についてよくコメントをする。
細かいところを蔑ろにすれば、いずれ未来の答案に跳ね返ってくる。
小学生で等号の扱いを雑にすれば、中学の方程式で失点する。
だから、僕は小学生から細かい話をする。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。