僕はほとんどのことにおいて極め付けに平凡、または平凡未満の能力しかない。
やってきたこともまずもって普通の領域を出ない。
ただ、塾というものについてはちょっと非凡だ。
なにせ昭和の大昔、九州の片田舎で保育所年長さんのころから通っているから。
現代の都市部でならザラにいる。
ともあれ人生の大半を塾で過ごしてきた僕が割と初期に身につけたことがある。
それが、どうやって学力を伸ばすかということだ。
塾であっても学校であっても同じことだ。
それは授業をどのように活かしていくかだ。
授業とは「先生に教えをもらう姿勢」では活かせない。
「生徒として吸収していく姿勢」でこそ活きる。
如何なる場所・講師・講義・教材であってもこれは通底する。
生徒が自分を伸ばそうとしない限り、無駄無為である。
もし生徒が手を抜いたなら、生徒が自分の学習を毀損したということだ。
幼児であれば別だが、相応の年齢になれば自分の人生に自分で責任をとればいい。
いずれそういう日が来ることを、考えるように導くのも大人の役目だ。
僕はそう教えられたから、なんとか生きてこられた。
だから僕も、そう振る舞う。
それがうちの塾だ。
神奈川県相模原市中央区矢部 数学特訓 青木学院です。