青木学院ブログ 別館

Not STEP, not Rinkai, my brother. Do you know AOKI?

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

100点おめでとう

さっき保護者さんからLINEが届いた。 小学生がテストで100点を取ったご報告だった。 保護者さんが喜んでくれるのが嬉しい。 点数はもちろん大事なのがテストであり、受験だ。 でも、点数はただの一瞬の数字だ。 それをどう受け取って、どう行動するかがは点…

可能性があるという言葉は危険だ

人間には可能性がある。 個人の境遇や能力、年齢にもよるがそれぞれの可能性がある。 例えば今この瞬間の小学生たち。 本人が思っているより多く、県立相模原高校に合格する可能性がある。 でも、この可能性があるという言葉に騙されてはいけない。 人間には…

いかに自分のせいにするか

人のせいにするのはとても楽だ。 自分以外のせいにするのはとても楽だ。 そして結果として、何も自分の手には残らない。 人に自分の行動を決めてもらって、人に責任を譲る。 それで取り分がもらえないのは通りというものだ。 取り分が欲しいのなら、自分のせ…

探すならやる言い訳だ

どちらかと言えば、生徒にやる言い訳を見つけてもらう話をしたい。 僕と話す時に、本当は生徒が自分で結論を分かっていることがまぁまぁある。 だけど、その結論が厳しいものであればそこから目を逸らしたい。 その気持ちはよく分かる。 でも、自分の中にあ…

一流の自分になる

不幸の種は世に尽きまじ。 数ある中で最もしょうもない不幸の一つが「自分と他人を比べる」かもしれない。 他人と比べたり、他人になりたがる気持ちはどこかにあるだろう。 それでも、他人と自分は異なるところだらけだ。 異なるところだらけなのに、他人を…

学校でも塾でも、授業をどう活かすかは同じ

僕はほとんどのことにおいて極め付けに平凡、または平凡未満の能力しかない。 やってきたこともまずもって普通の領域を出ない。 ただ、塾というものについてはちょっと非凡だ。 なにせ昭和の大昔、九州の片田舎で保育所年長さんのころから通っているから。 …

168時間 VS 72時間

毎日やるのか、二日に一度やるのか。 単純に学習の総量を増やすなら毎日やる方が有利だ。 1週間は168時間しかない。 そのうち半分の3日やるなら72時間からの学習量捻出だ。 168時間から捻出できる量と差がつくのは当然だ。 じゃあ総量が同じならどちらがいい…

そのままの君でいるな

自分の人生を方向づけるのは、自分が何を大事にしているかだろう。 大事にしているかとはどうやって分かるか。 なんの制限もなくて選ぶものが、大事なものだろう。 お金の心配をしないでいいときに、何をしたいか? 随分前に「宝くじが当たったら仕事をする…

やればやるほど楽になる

先だっての面談で、とにかくやるのだという話をした。 難しいからやれないことより、やらないから難しくなることは存外多い。 とりあえず何かをやれば、うまくいくこともうまくいかないことも見える。 うまくいかないことを少しずつ改善すれば、うまくいくこ…

勇気がなければ他のすべての資質は意味をなさない。

イギリスのこんな言葉を知っている?というやつだ。 お馴染みチャーチル。 勇気こそが最上の才能だろう。 受験と向き合うと、時に人は弱気になる。 果たして自分が望む得点が取れるようになるだろうか。 こんなに頑張っても合格しなかったらどうしよう。 不…

得意なこと やりたいことを知ってるか?

泥くさくやるのも継続という才能かもしれない。 これは、肉体的に埋めがたいものではない。 スポーツであれば肉体の差は遺伝で決まる部分が大きい。 僕の遺伝子でなにをしようが絶対に身長が2メートルにはならない。 学習にも遺伝子が作用する部分は必ずある…

泥くさくやる。

昨日今日と教室を休んで、県外の先生とのお話やセミナーに出た。 神奈川県の今年の入試問題についての話はどこも出る。 公立高校入試の中でも、学力検査が比較的早い時期に行われるから。 自分の都道府県以外の問題であっても、ちゃんとした塾講師はよくチェ…

止めたら過去だ。

継続することはとても大事だ。 止めたらその瞬間から過去になる。 やっている間だけが力を伸ばす。 うまくいこうが、いかなかろうが、止めなければ伸びる可能性はある。 うまくいっていない自分と向き合うのは、ちょっと辛い。 時には凄く辛いかもしれない。…

眠気と戦わないけど、対抗はする

学習していると眠気がくることがある。 基本的には眠気とは戦わない方がいい。 学習中に眠くなる生活習慣を避けて、寝るべき時に寝ておく。 夜更かしなどもってのほかだ。 だがどうしても、ということもある。 そういう時には血流をよくすることを心がける。…

定期テストで点数が取れるのに入試問題で取れない理由

定期テストで点数を取れて、入試本番で点数を取れない。 下手をすると模擬試験でも点数を取れない。 それは緊張などが理由のこともある。 しかしそもそも、学力が無いだけだと考えるほうが先だ。 定期テストは「確率」だの「合同」だのと範囲が狭い。 目の前…

知識を組み合わせるために

今年の数学の問題でも、平面図形の問題の話題度は高いだろう。 答案を作るために必要な知識は、実はあまり特別ではない。 いくつかの基本的な動きを組み合わせて正解できる問題だ。 しかしそれが、実際にはなかなか難しい。 知識が自分が知っているつもりの…

あと1年だ

さあ、中2よ。 もう何を言っても君たちの番だ。 あと365日だ。 受験生が人ごとではない。 今日から即行動する以外にない。 大体がところ、受験が終わった後に「もっと早くから」と言うものだ。 そんな歴史を連綿と繰り返してきた人類。 そんなものに唯々諾々…

中3講義授業は終わらない

今日は公立高校入試を終えた。 たまたま今年は、その日が水曜日なので中3講義授業の日だ。 自己採点をしたり、労いの会をしてもよかろう。 ただ、僕は毎年中3の講義授業をそのまま実施する。 新高1の授業として、高校数学・英語のお話を始める。 高校受験は…

準備こそほぼ全て

受験した生徒から連絡がきた。 最後に確認してくれたことが出題されたようだった。 そんなこともある。 むしろ、やったことが出るのが公立高校入学試験だ。 まったく手も足も出ない問題は解けなくてもいい。 そこまで解けなくては合格できない状態なら、志望…

他者の幸福に寄与するだけの能力を

自分の価値は自分で決められればいい。 それでも、人間は誰かの役に立てたら嬉しく思う。 誰かに感謝されたら良かったと思う。 誰かに大事にされたら幸せだと思う。 人生でそういう瞬間を味わった人は、人に優しくあれる。 自分の持っている立場や能力を、そ…

質実剛健

見た目が煌びやかなものに憧れる人がいる。 派手で、キラキラして、色が多くて。 ソーシャルメディアで流行のものは大体こっちだろう。 僕はあまり、それらに興味がない。 自分の表面をデコレーションしても、中身が面白くないなら意味はない。 誰かに見せる…

今からできる 明日の入試で5点上げるためにやるべきこと

などという人の気持ちを煽るようなタイトルが世には溢れている。 僕は自分自身の日常では、この手のタイトルはほぼクリックしない。 アクセス数を稼ぐプロが割と中身のないことを書いているからだ。 いわゆる「まとめサイト」「調べてみました」などの類だ。…

20回か 200回か

中途半端はよくない。 それは単に、結果が出にくいから。 結果が出ないことを不幸に思う人が多いから。 結果にこだわらないなら、中途半端を増やしてもいい。 それはそれで面白い人生だと感じるかもしれない。 でも、ほとんどの人間は結果がショボいとション…

自分の未来のためにでなければやれない

今日は4時から塾に来た生徒達が、ずっと学習し続けている。 大雑把に言えばうちのコースは「週2回」「受け放題」に二分できる。 みんな「受け放題」に登録して、ずっと学習する。 曜日は問わないし、営業中なら何時間でもいていい。 自分がやりたい分、やる…

祝日に何をした?

祝日である。 祝日は学校がない寂しい日であるが、存分に使える日である。 入試直前の生徒は1日学習に没頭できただろうか。 入試から年単位で遠い生徒は人生を豊かにできただろうか。 この時間に悪い意味で「今日は何もなかったな」と思っていないだろうか。…

テストゼミ最終日

今日で今年のテストゼミもおしまいだ。 例年通り模擬試験+解説+弱点補強をやった2ヶ月弱の週末。 今年は土日の通常授業の後に開講したので、正直に言えばちょっと疲れた。 でも、やっている間にちゃんと生徒が力をつけてくれたのが答案に見える。 それだけ…

能動的に楽しめ

今しか見ないのも、未来しか見ないのもしっくりこない。 過去しか見ないのは論外だ。 生徒たちに望むこととしては「未来のための今を楽しむ」だ。 今やっていることがどんな未来につながっているか。 未来のためにどんな今を作るか。 そういうことを楽しんで…

恵まれていることを自覚して欲しい

世の中には恵まれている人間とそうでない人間がいる。 その境目は明確ではなく、あくまで相対的なものであるが。 恵まれている人間は自分がどの程度恵まれているかが、実感できないことがある。 僕は自分をある程度は恵まれて生きてきたと考えている。 教育…

私立高校合格おめでとう で?

私立高校入試の結果が出た。 神奈川県の私立高校の大半は、評定で入学のほとんどが決まる。 書類選考入試も増えているので、試験を受けに行かない生徒も多い。 ひとまず進学先が確保できたのは、生徒にとってはホッとするところだろう。 それはそれでよし。 …

学力が伸びる日常とは

学力を上げたいならば、その結果につながることをやればいい。 突き詰めて言えば、好奇心を持って物事を考え続ければいい。 何を見るにせよ行うにせよ、好奇心なく考えもなければ話はない。 物事の仕組みについて手持ちの知識と書籍をフル活用する。 「ここ…