青木学院ブログ 別館

Not STEP, not Rinkai, my brother. Do you know AOKI?

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

笑いながら話す

前の記事の続き。 mizmorijuku.hatenablog.com じゃあ、子供が塾にいる時間だけで物事を面白がる脳ができるか? できるかも知れない。 ただ、できる可能性をもっと広げた方がいいのは当然だ。 ここでお母さんの力を借りたい。 日常生活から、周りの大人が物…

分かりやすいのは当たり前だと言える理由とは

生徒には常々いい質問をしてほしいと言っている。 いい質問とは、自分が心から知りたい/分かりたいと思っている質問だ。 教科書や辞書をちょろっと読めば分かる、とは言えない質問だ。 そんな質問を最初から誰でもできるとは限らない。 学習して質問していく…

速さと丁寧さはどちらから?

速くて雑なのと、遅くて丁寧なのと、どちらがいいのか。 こういう質問を受けた。 個人的にはこの質問自体が「何それ?」と思うものだ。 なぜその二択にしないといけないのか? そんなものは速くて丁寧以外に選ぶものはないじゃないかと。 ダサい二択を迫られ…

「分からない」と言うことと、その事後

学力を伸ばしたければ「分からない」と言い続けることだ。 分かったふりをしても、分かったつもりでも、学力は伸びない。 自分の理解や知識に不足があることを受け止めて「分からない」と言う。 まずそこに立たなければ、分からないところ探しをしなければ、…

めんどくさくなろうぜ

普通の人だと思われているか。 普通の人だと思われているなら当然、学力が突き抜けることはない。 どこかの誰かと似たような感じだと思われているなら、思考や行動が普通だ。 思考も行動も普通で学力だけが飛び抜けるのは、因果がない。 因果のないことは起…

Easy come, easy go.

試行錯誤や創意工夫は楽しい。 何でもワンパターンに対応するのはつまらない。 予定は立てるけど、予定を随時変更してみたくなる。 そういうマインドがあれば、学力は絶対に伸びる。 塾のブログをほぼ毎日書いている。 もうログが残っていないJUGEMブログ時…

学習中におすすめの糖分補給はこれ

学習中に小腹が空くことがある。 糖分補給をしておくためにも何か食べたいこともある。 そもそも噛む動きは脳に刺激を与えて、集中を取り戻すこともある。 昔受験生だったころには、ガムを愛用していた。 今でも集中を保つためにガムを噛むことはある。 しか…

我が子の人生を楽しくするには

頭のいい人って物事を楽しめる人だ。 自分が得意なことを楽しめるのは、その分野においては素晴らしい。 楽しむことが誰かの何かを阻害しなければ、それは人生の喜びだから。 でも、自分が得意ではないことも美しさや良さを感じることができる方が楽しい。 …

いらない教科とは

学習を何のために行うかによって、やることは変わる。 僕は自分の学習は「今面白い」「将来面白い」からやるものだと考えている。 今知りたいこと/分かりたいことがあったら、考えること/調べることは当たり前だ。 考えることも調べることも楽しいし、結果と…

成長を見せて欲しい

今日は出勤前に、教え子の出る舞台を観に池袋まで出向いた。 時間が間に合う時にはなるべく観に行くことに決めている。 別に全ての卒業生にそれを望むという話ではないが、活躍する様子を知らせてくれると嬉しいものだ。 考えてみれば塾に在籍していた期間よ…

塾長の顔は早起きに効くのか?

塾は学力を伸ばしていくためのものと心得ている。 が、時に謎なリクエストをもらうことがある。 部活動の悩み相談だの、大学での学習相談だの。 答えられるもの/応えられるものにはこたえている。 もう大概のリクエストには慣れっこだ。 でも、今日のリクエ…

ボンタンアメとパイナップルアメ

暑い。 こう暑いと我が郷土宮崎県を思い出す。 ハマユウの香りも高く日に映えて匂う山並みと。 県民歌を思い出しながら歩いていると、懐かしいものを見つけた。 ボンタンアメとパイナップルアメだ。 宮崎のお隣鹿児島のお菓子だ。 格別美味だというわけでは…

数学+社会+理科

GWだのなんだので少し間が空いての水曜日中3講義授業だった。 やはり講義授業は楽しい。 自分が持っている熱を全員に一度にぶつけられることからだけ得られる何かがある。 そして生徒の反応も、普段1対1で話してるのとは違うものがある。 お互いに違う角度で…

諦めるか諦めないか

生きていく上で大事なことの一つは「できることとできないことの選り分け」だ。 自分が何とかできることなら何とかすればいい。 自分が何ともできないことならあきらめればいい。 大事なのはできることの範囲内でベストを尽くそうとすることだ。 大きな目標…

数学が得意な生徒の思考とは

学ぶこととは新しいことを取り入れることだ。 一つ何かを手に入れてそれでいいと満足する状態ではない。 数学で言えば、学ぶ人は別海を欲しがる人、考える人だ。 正解と同じ数字が出て丸がつけばよし、では話にならない。 青木学院でもトップクラスに数学の…

目的に合った行動をとる

計算の手順についても、大事なのは目的にかなっているかどうかだ。 そのためにはまず目的をハッキリさせなくてはいけない。 符号ミスを無くしたいというなら、そのための手順を考えるべきだ。 今日は中学2年生に、式の変形について説明をしていた。 僕の答案…

のびしろに注目して学習する効率

なぜ100点を目指さないことを考えるのか。 例えば90点の学力から100点を目指すとする。 ここで残された10点は、その教科や分野の中で得点しにくいものだ。 強い敵、しつこい汚れのようなものだ。 それらを攻略するのは並大抵のことではあるまい。 いくら得意…

大学入試で100点を目指さない

自分の目的はどうやったら達成できるのかをシンプルに考えることが大事だ。 例えば大学入試で考える。 大学入試で合格しようとする時に、100点を取る必要はない。 7割前後を取れば合格できる大学が大半だ。 ということは、1教科平均2割5分は失点してもいい。…

やる言い訳を探そう

今日は強引にいくつかの仕事を進めた。 リストに入れてあるものを上から順にゴリゴリと。 まだリストの下まで行き着いたわけではないが、進めてすっきりはする。 眼に見えるようにしてあるなら、イヤでも意識できる。 そこから逃げたい気持ちもあるだろうが…

音読は血肉だ

英語だって上位10%のためにできることの基本がある。 しかも一人でできることがある。 教科書の音読だ。 声に出すペースで、読んでいる通り前から意味をイメージする。 筋トレや走り込みのように地道なトレーニングだ。 でもこれを抜きにして問題を解いても…

定期テストで上位10%の結果を残すには

中学1年生が定期テストに向けての動き方を質問してきた。 それでいい。 点数を取るのは問題を解くだけではなし得ない。 自分がそこまでどういう計画を立てて行動するかという全体図も大事だ。 生徒の学力や目標によって掲げるべき全体図は違ってくる。 上位1…

計算問題の正解を赤ペンで書き写すな

どの教科でもほぼそうだけれど、計算問題の正解の数字を赤ペンで書くことは本当に意味がない。 生徒に対しては割と頻繁に口にするけど、「正解の数字が何かなんてマジ興味ねぇ」だ。 目指すのは得点だ。 ということは計算ミスを防ぐことだ。 じゃあ、正解の…

言語化のための外部装置

計算ミスを言語化すると気がつくことがある。 「あれ?このミスまたやってる?」 これは加減乗除レベルからいえることだ。 言語化するから弱点がはっきり見えてくる。 はっきり見えてくるから克服できる。 小学2年生レベルでなら、掛け算九九で間違えるのは…

計算ミスを撲滅せよ

少なくとも公立中学校で上位10%の学力を目指そうと考えるなら、計算ミスは致命的だ。 計算ミスをケアレスミスだと言い換える人もいる。 ケア=注意深さがレス=ない。 注意深さがないんだから、注意すればいい。 だから軽く見る。 そして再び計算ミスをする…

ルールを守る練習から始める

僕の家庭でのルールの話を書いた。 mizmorijuku.hatenablog.com ルールはいくらかあったが、今振り返っても理不尽なルールはなかった。 そもそもルール自体はそう多くはなかった。 時間を守ること。 約束を守ること。 嘘をつかないこと。 先生の指導に従うこ…

部活動を学習しない理由にしない

部活動が忙しくて学習ができない、よって点数が悪い。 よく聞く話ですし、ある意味では正しい。 しかし問題は、部活動を理由にして学習しないことにある。 よほどどうかしている部活動でなければ、学習時間ぐらいは作れる。 1日12時間活動するのであれば流石…

定期テスト勉強が毎日続くようなもの

上位10%の高校でまた上位を狙うとする。 国公立大学や早慶上理GMARCHに合格するとはそういうレベルからだ。 そのための高校での学習とはどのレベルを想定するか。 中学生で「定期テストに向けて学習する」という時期がある。 ちょっと気の利いた生徒なら、…

塾長が小学生だった頃のルール

何度か面談などで話しているが、我が家にもいくつかルールがあった。 わかりやすいものは門限だ。 門限といっても定刻ではない。 概ね6時ぐらいではあったが、「母が帰宅するまでに家にいること」だ。 これに反した場合には、家に入れなくなる。 父親が帰っ…

ルールを守らせるには準備も事後も大事

ルールを蔑ろにする話は至る所に顔を出す。 例えばゲームについて。 ゲームを買い与える前に決めたルールを、ゴリ押しや誤魔化しでなあなあにする子供がいる。 それが許されると考えているのだから、そうするのだ。 ルールを破ってもどうにかなると思ってい…

ルールを曲げるな

大人も子供も習慣の生き物だということに変わりはない。 子供達の答案を見たり、子供達と話をしていてしばしば不可解なことがある。 塾長「この問題に答えてください」 生徒「Aです」 塾長「違います。考え直してください」 生徒「Bです」 塾長「違います。…