飽きるかどうかはある意味では感情の問題だ。 世の中には感情で動くもの・どうにかなるものとそうでもないものがある。 定期テストはどうか。 入学試験はどうか。 どちらも喜怒哀楽に関係なくやってくるし、喜怒哀楽は加点されない。 感情がどうだろうが、容…
人間は必ず飽きる。 飽きたら効率は下がる。 だから飽きたら止めてもいいものは、止めたほうがいい。 しかし、止めるわけにはいかないものも世にはある。 その場合には選択肢は二つだ。 一つは、飽きる直前に止めて、他のことをやって気を紛らわせてから戻っ…
人間は間違い、失敗する生き物だ。 それを前提としていかねばならない。 全く失敗しない、失敗を全て責め咎められるのはおかしなことだ。 間違いや失敗は成長のチャンスだということを忘れてはいけない。 間違いや失敗から学び、それを克服していく。 少なく…
季節講習期間中は毎日、9時から21時まで教室を開けている。 もっと長い時間開ける塾もあるだろうが、僕一人での仕事なのでこのぐらいにする。 一応、多少長めの営業時間にしているつもりだ。 「なぜ講習が12時間と長いのか?」と生徒に尋ねられた。 そんなも…
手を抜いて、サボって学力が上がるのならそれはそれかもしれない。 でも、明らかに手を抜いて、サボっているから学力が伸びない。 言うことを聞かないで、指導を無視して賢くなるのならそれはそれかもしれない。 でも、明らかに言うことを聞かないで、指導を…
何かができるようになるには、偶然も必然もある。 よりテンポよく何かを習得しようと思えば、目標・目的は欠かせない。 こうしたい!と強く考えればこそ、それを達成するために思考も試行錯誤もする。 結果としてできることが一つずつ増えていく。 漫然と「…
毎日、大から小までトラブルが起きる。 それはもう覚悟ができているので、後はそれに対してできることをする。 大体のトラブルは経験した範疇かその応用に過ぎない。 そうでないトラブルは自分が何かのスキルを手に入れるチャンスになる。 日頃生徒には言い…
本を読むことはとても楽しい。 興味を持って本を読めば、理解が深まり知識が広がる。 その理解や知識は地に伸びる木の根のようなもので、僕たちの思考を支える。 そして深まりと広がりは新しいものへの興味関心を呼び起こす。 次に読むべき本・読みたい本が…
伸びる生徒と伸びにくい生徒の差は色々ある。 すぐに見分けられるところで言えば、伸びる生徒は好きなものがある。 自分が好きなことをしっかりと持っていて、それに能動的に取り組む。 好きなことを言語化できて、他人に伝えられる。 これが見えた時点で、…
計画は本当に早めに立てておくべきだ。 先日も書いたが、計画は大雑把に立てて後から細かくしていく。 その猶予が欲しい。 それにプラスして、計画は常に変更されるものだ。 一度「これで一通りできたな」と思う計画でも、絶対に修正される。 今日も年間予定…
ここしばらく、自分のメンタルがとても穏やかだ。 落ち着いて手順を踏んで行動できる割合が大きい。 普段だったらやってしまいそうなミスや漏れが少し減らせている。 生徒諸君がいい動きをしてくれている分もあるだろう。 特に長く通ってくれている生徒諸君…
算数・数学で「解き方が分からない」という質問は多い。 これはある意味では「解き方病」だ。 問題のパターンごとに公式とでも言うべきものに数値を代入する。 それで正解が出るというのが、彼ら・彼女らにとっての「解き方」だ。 実のところ、そんなものは…
教室にずっといる生徒がいる。 そういう生徒たちのノートを見て、僕が不安になることはあまりない。 長々と注意をすることもない。 ノートをチェックして、一言二言声をかけたらまた生徒が自席に戻る。 そしてコツコツと演習を重ねて、学力を上げていく。 ど…
旅行の準備をするとき、最初から細かい時間を設定して最終日までは考えない。 大まかな移動や絶対に外せない予定を優先して並べていく。 その間にどうするかは、全体の流れを決めた後に埋めていく。 初日の出発時から予定を細かく決めようとすると、時間がか…
朝からずっと今日も同じことを生徒に話す。 「学力を伸ばすための行動を」 今正解できるかどうかは問題ではない。 正解できない問題を正解できるようになる瞬間に学力が伸びる。 間違った問題を見落とさないように丁寧に丸付けをする。 間違うことを恐れて「…
成功率100%というのは難しい。 けれども成功率を上げるためにやることはある。 その一つは「先延ばしにしない・すぐやる」だ。 後回しにしたことはうっかり脳から抜けてしまうことがある。 僕は映画を見に行くが、中には「その日限定!」のイベント上映もあ…
目標を立てた場合、それを上回る人は少ない。 目標は達成されないことが往々にしてあると考えれば、当然だ。 達成した瞬間に力を抜く人もいることだし。 県立相模原高校の合格率80%ラインは偏差値65ぐらいだ。 この偏差値65を目指すだけであれば、そこに到…
新中1の数学のノートをチェックする。 通常授業がお休みの期間も、自分で目標を立てて毎日コツコツ演習している。 ノートの書き方も、指示通りにきちんとやれている。 採点ミスもない。 素晴らしい。 指示を守った上で自分で考えて取り組んでいる。 途中式の…
朝からずっと細かい修正を生徒に伝えている。 「そんなことを?」と生徒は思っているかもしれない。 正負の符号決定を2行目でやるか3行目でやるか。 そこにはちゃんと、正解率を上げるための意味がある。 そこを気にしなくても絶対に間違えないレベルの処理…
通知表を見ながら生徒と話をする。 評定の数値だけ見て話をするのは、味わいに欠ける。 学校から保護者さん・保護者さんから学校へのコメントも参考になる。 いずれも、僕の視点からは見えていない生徒の様子・見られ方だからだ。 それらを通じて生徒と話を…
春期特訓初日。 通知表を確認しながら色々生徒と話す。 自分にとって納得の行く評定かどうか。 その評定の元となっているテストの点数はどうか。 その点数の元となっている日常の学習はどうか。 そのようなことを生徒と相談する。 数値を元にはするが、数値…
今日は朝から教室で事務仕事をしていた。 明日からの春期特訓に合わせて、時間のリズムを同じにした。 出張中も朝は早起きを続けていたので、特に問題はない。 ずっと言い続けているが、生活リズムは何より大事だ。 学校の季節休暇明けに学力が落ちるのは、…
物を看板で選ぶ人間と、人間で選ぶ人間がいる。 これはどちらが正しいというものではない。 僕もある意味では看板で選ぶ。 それは「工業製品」と「マニュアル化」と「箱」を重視するときだ。 例えば僕は出張の時、ドーミーインというホテルチェーンがあれば…
生徒を直接指導しない時には、それなりの時間の使い方がある。 今回の予備日も、いくつかの実験ができたのは収穫だった。 成功もあるし、もちろん失敗もある。 幸運もあったし、不運もあった。 常に大事なのは、実験から何かを学ぶことだ。 ただやろうやろう…
どうしたらいいか分からない。 何をしたらいいか分からない。 そんなことは実は、あまりない。 現実的に考えれば、僕たちには無限の選択肢はない。 できることは限りがあるから、その中から一つ選ぶだけでいい。 そこに好き嫌いだのなんだのを割り込ませるか…
訓練が行き届いたものは、例外なく無意識でやる。 バイクを運転していての首振りなどはそうだ。 特段やろうと考えてはいないが、出発時や交差点では必ず首を振る。 左右やミラーを確認して、安全を確認する。 自動車教習所で練習したことがちゃんと自分の血…
出張も終盤戦だ。 日常に戻るためにちょっとしたリハビリをした。 スイッチを切り替えるのは苦手ではないが、軟着陸できるならそれも良い。 日常でやっていることで旅先ではやっていないことを、少しやっておく。 いきなり冷たい水に浸からないで、少し体を…
面倒くさいことをやるかやらないか。 というより、面倒くさいかどうかで判断するかしないか。 学力が低いうちは、面倒くさいからやらないというふうに動く。 面倒くさいならやらないでいいというのは、面倒くさいかどうかを優先している。 欲しいものを手に…
他人に何かをしてほしいと考えるのは、まだ精神的に幼い。 第一歩として、自分の望むものを自分で手に入れようと行動する。 他人に頼んで行動してもらうより自分でやるほうが早い。 第二歩として、自分の望む行動を少しでも高い精度で他人にやってもらう。 …
自分の人生を自分のものとして考えていない限り、合格はない。 少なくとも、楽に手が届かないところへの合格はない。 楽に手に入るものが悪いものではない。 楽に手に入るものだけを大事にして生きていっても、人生は一回だ。 楽に手に入らないものを手に入…